南半球は、南のイメージからどこも常夏だと思われがちですが、決してそんなことはありません。特にサンチャゴは、四季がはっきりしており、市民生活に必要な一年分の水量を、雨の降る冬の間に貯めておかなければなりません。従って、雨はとても貴重なのです。そんな雨の寒い日を、少しでも楽しくする伝統的な過ごし方があります。それがSopaipilla(ソパイピージャ)を作って食べることです。
冬になると、このソパイピージャを売る屋台が方々に出て、会社の行き帰りに食べる人が多くなります。でも、衛生面であまり芳しくない所もあるので、レストランで食べるか、スーパーで半調理品として揚げるだけになっているものやホットケーキミックスならぬソパイピージャミックスを買って自分で調理した方がベターかもしれません。
ソパイピージャが冷えてしまったら、ソパイピージャ・パサーダというシロップに浸して温めて食べるのも美味です。このシロップは、水に黒砂糖、シナモン、クローブ、オレンジの皮を混ぜて、コーンスターチ(とうもろこしから作ったでんぷん)を少々加え、火にかけてとろみを出すだけですから、あなただけのオリジナルの味を出してみて下さい。
※各国いまどき報告「雨が降ったら・・・(2008.6.17)」を再録
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