



クレーム・キャラメルと同じく、いつもキッチンにある材料で作れてしまうデザートで、ビストロのメニューにもよく見かけます。以前は卵白に火をとおすのに茹でなければならず、きれいに仕上げるのが難しかったものですが、最近は電子レンジで簡単にできるようになりました(oeufs=卵、neige=雪)。
■材料(4人分)
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| ●卵黄 |
4個 |
| ●砂糖 |
80g |
| ●牛乳 |
350g |
| ●バニラビーンズ |
1本 |
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| ●卵白 |
4個 |
| ●砂糖 |
20g |
| ●塩 |
ひとつまみ |
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■作り方

まずはクレーム・アングレーズ(creme anglaise、英国風クリーム)作り。ボウルに卵黄と砂糖を入れて、泡立て器で白っぽくなるまでよくすり混ぜる。卵黄と砂糖を一緒にしたらすぐに混ぜること(時間をおくと、卵黄の表面と砂糖が反応して固まってしまう)。
鍋に牛乳を入れ、バニラビーンズを縦に2つに切ってかきだした中身と共に加え、火にかける。

牛乳が沸騰したらすぐに火からおろし、1/3量程を、よく混ぜながら卵黄と砂糖のボウルに加える(混ぜながら加えないと、牛乳の熱で卵黄がかたまってしまう)。

混ざったら、牛乳の鍋に戻して中火にかける。へらでよく混ぜながら、83℃まで温度を上げ、最低2分間火入れして滅菌する。へらについた液を指先でさっと拭き取って指の跡が残る(液が流れない)程度の濃度にする。ダマがあるようなら、漉してなめらかな状態にし、粗熱をとって冷ましてから冷蔵庫に入れて冷やす。

次は、メレンゲ。ボウルに卵白と塩ひとつまみを入れ、泡立て器(ハンドミキサーが便利)で泡立てる。砂糖を2、3回に分けて加え、しっかりとした硬めのメレンゲに仕上げる。

電子レンジ可の容器(ラムカンなど)に、メレンゲを入れる。ラムカンとメレンゲの間に空気が入らないようにすると、仕上がりがきれい。
750Wの電子レンジで、1つずつ、10〜15秒を目安に加熱する。

メレンゲとラムカンの間にナイフを入れて、取り出す。クレーム・アングレーズを深皿に注ぎ、メレンゲを2つずつ浮かべる。好みでキャラメルソースをかけて仕上げる。
■一口メモ
*クレーム・アングレーズは前日に作っておくと、材料がよく馴染んでまろやかな風味になります。
*キャラメルソースをかける場合、クレーム・アングレーズに使用する砂糖の量を少なめ(60g程度)にすると、程よい甘さになります。
*加熱時間は、電子レンジのワット数とメレンゲを入れる容器の大きさによって微妙に違ってきます。まず10秒で加熱して様子を見て、その後は5秒ずつ加熱してください。レンジ内で容器の縁から3センチほど上がればOKです(加熱をやめるとボリュームダウンします)。今回は、直径8センチ高さ4センチのラムカンを使い、750Wの電子レンジで10秒→5秒と加熱しています(連続15秒ではありません)。
■今回料理を紹介してくれた方
フランス・パリ在住のY.Mistralさん
おいしいものを食べることと、天気の良い日ののんびり散歩とを楽しみながら、96年からパリ在住。今日もまた「今週末は何を食べようか?」と考えつつ、おいしいものの探求に余念のない日々を送っています。
家庭料理の楽しさは、ひとつのルセット(レシピ)からいろいろなバリエーションが作り出せること。既成のルセットをベースに、皆さんもぜひ「私の味」「我が家の味」を作ってみてください。
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