



12月も中旬となり、フランスでもぐっと冷え込んできました。凍えそうに寒い外から戻ったら、あたたかい飲み物で身体の芯から暖まりましょう。アルコールが入っているので、もちろん大人向けの飲み物です。マルシェ・ド・ノエル(クリスマス・マーケット)での定番、ヴァン・ショー(Vin chaud/ホットワイン)。寒空の下、20リットルは軽く入りそうな大鍋でたっぷり作って売られています。
■材料(4人分)
  
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| ●赤ワイン | 1本(750ml) |
| ●砂糖 | 125g |
| ●レモンの皮 | 1個分 |
| ●オレンジの皮 | 1個分 |
| ●クローブ | 1個 |
| ●シナモンスティック | 1本(5cm位) |
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■作り方

すべての材料を鍋に入れて中火にかけ、沸騰させずに5分間ほど煮る。砂糖の量は好みで加減します。砂糖の代わりに、ブラウンシュガーや黒砂糖を使ってもOKです。

その後、弱火でさらに10分ほど煮て火から下ろし、熱いうちに飲む。

バリエーションとして、上記のレシピをベースに、ショウガのスライスやバニラビーンズ、ナツメグやスターアニス(八角)など、好みのスパイスを入れると様々な風味が楽しめます。今回はカルダモン、花椒を加え、グラスにオレンジスライスをつけてみました。
■一口メモ
ヴァン・ショーは赤ワインで作るのが基本ですが、マルシェ・ド・ノエル(クリスマス・マーケット)の本場アルザス地方では、白ワイン・ベースのものもあるそうです。アルザスやブルゴーニュの名産のパン・デピス(香辛料が入ったパン)のスライスをお供に、午後のお茶の時間にも。ちなみに、日本の“午後のおやつ”は3時ですが、フランスでは4時が“午後のおやつ”の時間です。
■グロッグ(Grog)の作り方
続いては、風邪のひきはじめにはコレ!と言われるグロッグ(Grog)。背中に悪寒を感じたり、鼻がグスグスしたりしはじめたら、まずグロッグを飲んでベッドに直行。やはり、ぐっすりと眠るのが一番なのでしょう。
材料は、ラム酒40cc、砂糖(または蜂蜜)大さじ1、レモン果汁1/2個分、そして熱湯180cc。マグカップにラム酒、砂糖(蜂蜜)を入れて熱湯を注ぎ、レモン果汁を加える。バリエーションとして、ラム酒に砂糖、バニラビーンズ(1/3本)とシナモンスティック(2cm)を加えて水を注ぎ、沸騰しない程度で5分ほど煮る。仕上げにレモン果汁を加える(難易度:★)。
■今回料理を紹介してくれた方
フランス・パリ在住のY.Mistralさん
おいしいものを食べることと、天気の良い日ののんびり散歩とを楽しみながら、96年からパリ在住。今日もまた「今週末は何を食べようか?」と考えつつ、おいしいものの探求に余念のない日々を送っています。
家庭料理の楽しさは、ひとつのルセット(レシピ)からいろいろなバリエーションが作り出せること。既成のルセットをベースに、皆さんもぜひ「私の味」「我が家の味」を作ってみてください。画像は、ノエルの夕食のテーブルセッティング。
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