



オランダ語でフライドポテトの事を「FRIET(フリット)」と言います。オランダ人は老いも若きも週に一度ぐらいはこれを食べていると思われます。決してハンバーガーの添え物ではない、食卓の主役となる事があるジャガイモのフライです。
アップルムースは、大根おろしの役目と考えてください。油であげたジャガイモもさっぱり食べられます。もちろん、フリットソース(マヨネーズのようなもの)でも美味しいです。
■材料 (一人前)
■作り方

ジャガイモの皮をむいて拍子木切りにします。

水で洗います。

ふきんなどで水気をふきとります。野菜の水切り器なども便利です。
 下揚げをします。160℃度で4分。一度に入れると温度が下がりすぎるので、あまりいっぺんに沢山入れないようにしてください。あがったものはペーパータオルを敷いたザルなどに入れて油を切ってください。まだそんなにカリッとはしていません。
 本揚げをします。180℃で3分ぐらい。キツネ色になる直前ぐらいのタイミングで取り出すと完璧です。これで出来上がり。
 次に、つけあわせのアップルムースを作ります。皮をむいたりんごを薄切りにして少量の水と一緒に鍋に入れ、ふたをして火にかけます。すぐに沸騰しますから、弱火にして気長に煮えるのを待ちます。
 フォークで簡単につぶせるぐらいになったら、好みの甘さになるまで砂糖を加え、かき混ぜてりんごをつぶしてできあがり。ちょっと混ぜるだけで形を残すもよし、泡だて器で混ぜるもよし、ミキサーにかけるもよし。市販のものはトマトジュースのようにドロドロな液状になっています。
■料理のポイント
ジャガイモは必ず常温のものを。冷たいジャガイモを使うと焦げやすいです。寒い時に作る時は、部屋の温度になるまで待ってから作りましょう。拍子木切りの太さはできるだけそろえてください。細かいものは揚がりすぎ、太いものはカリッとならず、ヘニョヘニョになってしまいます。
アップルムースの甘さは、アップルパイの中身程度を目標に砂糖を入れたらいいと思いますが、甘いのが好きでない場合、日本のりんごはもう充分甘いと思いますから、砂糖入れなくてもいいと思います。コロッケなどをそえていただきます。Eet smakalijk!(エート・スマーカルック=いただきます)
■一口メモ
よくマヨネーズをつけて食べる、と言いますが、こちらのマヨネーズは日本のマヨネーズと思うとかなりソフトな味です。フリットソースという専用のマヨネーズが売られています。味も10種類ぐらいはありますが、家庭で食べる時に一番ポピュラーなのがアップルムースです(屋台では出てきませんが、レストランなら頼めば出てきます)。
フリット専用揚げ油というものが売られています。液体と固体とありますが、冷えると固まるほうが収納が楽なのと片づけも楽なのでよく使われています(油の入った鍋ごと棚に片づけるので)。画像のは液体。固体はバターのような包みです。
■今回料理を紹介してくれた方
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オランダの片田舎在住の京子デッカーさん
ほぼベルギーとの国境付近、ZEELANDの農家在住10数年の暇主婦。「オランダ生活」というホームページを毎日更新。「指さし会話帳」のオランダ編の著者でもある。夏はテニス、冬はママさんバレーで身体を動かしているはずなのに、10年ちょっとで15キロも太ってしまったのは、オランダのジャガイモと牛乳のせい?
画像は、オランダのキッチンにある道具です。画像上はジャガイモを挟んでぎゅっと押し出す、ところてんの器械のようなもの。大量に一定の大きさで早く作れるので、家族が多い家には必ずあります。
画像下は揚げ物用鍋。というか、見た目は炊飯器のようなもの。温度調節が簡単な上、油の管理も簡単です。
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