



ポルトガルのカボチャは巨大です。味は日本のカボチャとは大違い。薄い味で、ほとんど甘味はありません。「甘くないカボチャ」に初めはずいぶん戸惑ったのですが、今では「薄味カボチャのポタージュスープ」は何度も繰り返して作りたい一品になりました。
■材料(4人前)

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| ●カボチャ | 400g |
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●ジャガイモ | 400g |
| ●ベーコン | 100g |
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●玉ねぎ | 60g |
| ●マッシュルーム | 40g |
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●ニンニク | 3片 |
| ●水 | 1リットル |
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●ローリエ | 5枚 |
| ●塩、胡椒 | 好みで |
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●固形スープ | 好みで1個 |
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■作り方
 
玉ねぎとマッシュルーム、ニンニクはみじん切り。ジャガイモ、カボチャは皮をむいてザク切り、ベーコンも細かく切る。
  
熱したフライパンにオリーブ油を大さじ2杯入れ、玉ねぎとニンニクを入れてよく炒め、そのあとベーコンとマッシュルームとカボチャを入れて炒める。
圧力鍋を火にかけ、炒めたものを入れ、ジャガイモと分量の水とローリエを入れて、圧力をかけて約15分間煮る。
 
圧力鍋のふたを開けて、ローリエを取り出した後、ハンドミキサーでスープ状になめらかになるまで潰す。
塩、胡椒で味を調える。
それで物足りなかったら、固形のコンソメをまず半分入れて味をみる。それでも足りない場合は残りの半分を入れる。
  できあがり
■料理のPOINT
とにかく簡単な料理なのでポイントというほどのものはありませんが、脂身の多いベーコンなどをたっぷり使うとコクのあるスープができます。ポルトガルのスープはかなり薄味ですが、深みとコクがあるのはオリーブ油とラードをたっぷり使っているためではないかと思います。私はラードの代わりにベーコンを使い、塩、胡椒でどうしても深みが出ない時はコンソメを少し使うようにしています。
カボチャとジャガイモは同量にするほうが滑らかになります。ポルトガルはスープの種類がたくさんあり、どれをとっても美味しいです。野菜もたっぷりなので、栄養に富み、しかも消化も良いので、食欲のないときなどはスープとパンだけで充分です。
画像は、メルカド(市場)に並んだ切り売りのカボチャ。右隣のオレンジや下のジャガイモと比べたら、いかに大きいかが分ります。
■今回料理を紹介してくれた方
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ポルトガル・セトゥーバル在住の武本睦子さん
ポルトガルは北から南まで長い距離を大西洋に接していて、しかも断崖絶壁の所が多いので、大西洋からの強風が崖下から吹き上げてきます。そうした所には昔から風車(モイーニョ)が建てられ、西風を利用して粉引きをしていたようです。
風車は今でもあちこちに数多く残っています。大半は廃墟になっていますが、いくつかは今でも立派に現役として使われています。セトゥーバルの周りにもけっこうたくさんの風車が残っていて、そのうちのいくつかはリメイクされて快適でおしゃれな住居として生まれ変わっています。
風車が毎日動いているということは、その村の人々や村のパン屋は風車で引いた粉でパンを焼いているということです。スープと一緒に食するパン、これもたぶん風車で引いた粉を使ったものなのです。
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