



ポルトガルにはタコやイカを使った料理がいろいろあります。中でも代表的なのが「アローシュ・デ・ポルボ(タコ雑炊)」です。ポルトガルで栽培されている米とタコを一緒に炊いた簡単な料理ですが、まるで雑炊にそっくりなので日本人の口にも合います。家庭でよく作られ、レストランのメニューでもよく見かけるポピュラーな料理です。ポルトガルを旅行中に日本のご飯が恋しくなった時は、これを食べると元気がでることでしょう。でも、たいていは二人前からの注文になります。
■材料(4人前)

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| ●タコ | 1kg |
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●水 | 800cc |
| ●米 | 400g |
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●ローリエ | 1枚 |
| ●玉ねぎ | 中1個 |
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●オリーブ油 | 大さじ2杯 |
| ●完熟トマト | 中2個 |
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●ニンニク | 中2個 |
| ●サルサ(パセリ) | 10本 |
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●塩、胡椒 | 好みで |
| ●モーリョ・デ・ピメンタ(赤ピーマンの塩漬け) | 大さじ1 |
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■作り方
タコは内臓を取って荒塩をたっぷり振り、よく揉み洗いをしてぬめりを取る。

たっぷりのお湯に一握りの塩を入れ、タコを10分程度茹でる。
米を軽く洗ってザルにあげ、水を切る。

玉ねぎ、ニンニクをみじん切り、トマトはザク切り。タコは1センチほどのぶつ切りにする。
 フライパンをよく熱し、オリーブ油でニンニクと玉ねぎをキツネ色になるまで炒め、さらにトマトを入れて一緒に炒める。
 炒めたものを土鍋に入れ、タコとローリエと水800ccを加えて強火にかける。
少し煮立ってきたら米400ccを入れて強火のまま15分ほど炊く。
 米に芯がなくなったらモーリョ・デ・ピメンタ(赤ピーマンの塩漬け)を入れてかき混ぜる。
 塩(塩気が足りない場合)、コショウで味を調え、サルサを入れ、火を止めて出来上がり。
■料理のPOINT
モーリョ・デ・ピメンタはポルトガル料理には欠かせない調味料ですがかなり塩辛いので、追加の塩は入れなくてよいかもしれません。それが手に入らない時は塩を使って味を決めるとよいです。
今回は若いタコを使ったので茹で時間は10分ほどでしたが、大きなタコの場合は柔らかくなるまでもっと長く茹でると美味しいです。もちろん茹でタコを使えばもっと簡単にできます。タコをたっぷり使うのが味の決め手。ポルトガルでは茹でダコは売っていないので、生きたタコを買ってぬめり取りから始めなくてはならないので、手間がかかります。
■今回料理を紹介してくれた方
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ポルトガル・セトゥーバル在住の武本睦子さん
西にアラビア山脈、南にトロイア半島を望む風光明媚なセトゥーバ、首都リスボンへは車で40分ほど。今回、海の幸を使ったレシピを紹介しましたが、セトゥーバは大西洋に面したサド湾の縁に広がっており、港が二つあります。港のひとつは「ドッカ・ド・ペスカドーレス(漁師の港)」、もうひとつは「ドッカ・ド・コメルシオ(商人港)」といいます。
「ドッカ・ド・ペスカドーレス(漁師の港)」には、大小の漁船が港の中にひしめくように繋がれています。サド湾内で漁をする一人乗りの小さなバルコ(小船)や、湾外に出て行く大きな漁船など、カラフルな船で港は賑やかです。朝起きると私は真っ先に台所に行き、窓を開けて新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込む。今日も空気が旨い! ルカド(市場)に行けば、今の時期、湾内やその近場にどんな魚が来ているかがよく分かります。
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