■夏はお祭り市場へ! 2007.9.4 update

6月を過ぎて暑くなり始めると、ポーランドではあちこちで「ヤルマルク(jarmark)」と呼ばれる市場が開かれるようになります。野菜や果物、日用品などを売る市場は日曜・祝日をのぞいてはほぼ毎日朝から夕方まで開かれていますが、このヤルマルクという市(いち)は不定期に開かれるお祭りともいえ、主に民芸品などが売られているので、観光客に人気があるように思います。また、グリルのソーセージや田舎でしか食べられないようなおいしいパンも売られているので、市場中においしそうな香りもただよっています。

夏のある日、私の住むポズナンの旧市街広場に開かれたヤルマルクへと行ってみました。その日はとても良いお天気だったので、たくさんの人が訪れていました。いつもはレストランのテラスになっているパラソルが見えるだけですが、この日は広場いっぱいに市が広げられ、カラフルなテントやパラソルが所狭しと並べられていました。

皆、それぞれの出店の前で立ち止まって見ているので、なかなか前に進めませんでしたが、何とか頑張って全ての出店を見物することができました。中でも私が気に入ったお店ベスト3をご紹介しましょう。

1.ポーランドの有名な食器
これは、よく民芸品のお店にも売られているもので、食器として使うのはもったいないくらいかわいらしいものです。実際インテリアとして飾っている方も多いですし、大変素敵だと思います。

2.田舎風パン、グリルソーセージ
広場に足を踏み入れた時からただよってくる食べ物のいい香り。その香りの方へと足を運ぶと、おいしそうなパンやソーセージが売られているテントへたどり着きます。そこには絶えず行列ができ、皆満足そうに食べているのです。それを見ては自分も食べずにはいられません。そうして行列がどんどんできていくのでしょう。ちなみにパンは顔の2〜3倍もあるような大きさのものもあり、それをその場で切ってくれます。もちろん、丸ごとひとつ買うこともできるので、大きなパンの入った袋を手にした人も見かけました。

3.かわいらしい雑貨
今、日本ではヨーロッパの雑貨が人気のようですが、ポーランドも負けてはいません。ヤルマルクでは、手作り雑貨も売られています。木の温かみの感じられる雑貨から、金属のアクセサリーまで、その種類は様々です。どれも思わず買いたくなってしまいました。

他にもちょっと変わったものとしては、小さなメリーゴーランドが置かれていたり、アンティーク用品などが売られていたりもしています。特設舞台が設置されていて、時折にぎやかな音楽が聞こえてくるのもお祭り気分を引き立ててくれます。短い夏を楽しい気分にさせてくれるヤルマルク。機会があったら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


画像上右:広場は人でいっぱいです。左奥に見えるのが、特設舞台の裏側です。
画像上左:素敵なポーランドの食器。ティーセットなどと並んで猫の置物なども見えます。
画像下右:おいしそうな大きなパンが並んでいます。
画像下左:アンティークのお店。人が入ってしまいそうな大きな箱(トランク?)が置いてありましたが、どんなものを入れるのでしょうか。

【短信】前回もお話したように、現在、夫の研究留学で日本に一時帰国中。ポーランドの夏は暑くても空気がからっとしていたので、東京での蒸し暑さがつらいです・・・。逆にいえば、ポーランドで皆が湿度が高いと感じていても、私は何も感じないことが多いので、ポーランド人の夫はもっと大変だろうなと思っています。(8/22)


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