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先週まで気温がマイナス2℃前後でしたが、今週は14℃まで上がったりと、外出時に何を着ていけばいいか迷います。インフルエンザに罹り、家で寝込んでいる人も多いと聞いています。
さて、在オーストリア日本国領事部からのメールマガジンが2005年の11月より毎月1回発行されています(バックナンバーの閲覧、およびメールマガジン登録はこちらから可能)。
毎月掲載されているのが、その月の邦人被害(届出分のみ掲載)。こうすることによって旅行者、現地在住者に注意を促しています。届け出分のみメールマガジンに掲載されていますので、実際は統計より多くの被害があると思われます。
日本人相手には、警察官を装ったパスポートおよび財布チェック、歩行中の観光客にわざとアイスクリームをつけ話しかけている間に財布を抜き取るなど、まだまだ古典的な手口が使われているようです。実際、街中でパスポートコントロールを行っている警察官を目撃したこともありますが、見知らぬ人に話しかけてこられた場合、細心の注意を払う必要があります。
また外務省・海外安全ホームページには、<安全な海外旅行のための心得5箇条>と題して非常に有益なアドバイスが掲載されています。
日本の皆さんは「オーストリア・ウィーン」には、他のヨーロッパの国・街より比較的に安全だという印象をお持ちですが、その良い印象は残念ながら徐々に崩れつつあります。 それでも統計上は、ヨーロッパでの有数の安全な街には変わりありませんが・・・・。
わたしたちが実際に経験した例を書いてみましょう。
妻が2年前にマリアヒルファー通り(ウィーン市民が普段買い物する通り)のある大型ブティックで買い物をしていました。すると見知らぬ一人の女性が近づいてきました。ブロークンのドイツ語でしたので、すぐに外国人と判断できたそうです。子供服のコーナーにはまったく用事はなさそうな感じの女性だなと直感したそうですが、相手が近づいてきたので失礼になってはいけないと思い、一言二言ことばを交わしたそうです。彼女は話し終わるとさっと立ち去りました。ふと妻がベビーカーを見ると、そこに下げていたハンドバッグが見事に全開になっていました。大声を上げる助けを呼ぶと、なんと彼女が妻のいる方に戻ってくるではありませんか。そして、「わたしが何かしたとでも言うのね。失礼な!」と、はき捨てるように言って立ち去っていったとのことです。あとから冷静に考えてみると、おそらく誰かと組になって連係プレーで盗みを働いたのでは?と思えてきたそうです。
これは、先週わたしたちの集合住宅の地下ガレージで起こった事件です。
真夜中の2時から夜明けの4時までの間に、17台もの車が窃盗グループの被害にあいました(わたしたちは青空駐車。そして窃盗グループには人気のない車に乗っているので被害にあうことなく無事でした)。車によってエアーバッグ、シート、バンパーなど盗まれたものはさまざま。お隣の住人(警察官)に聞くと、おそらく「この車のこの部品がほしい」との詳細な注文が入るので、それを盗むグループ(当然のことながら、買取りおよび販売グループも存在するということ)が存在するとのこと。それにしても、集合住宅の住民の誰にも見られることなくの犯行とは、大胆かつ下調べをじっくりしたグループです。
思い出に残る出来事もあることもお伝えしておきます。数年前に両親が日本から旅行で来墺した時のことです。
ある日の夕方、地下鉄の構内で笑顔で近づいてくる人がありました。さて誰だろうと思っていましたら、何と両親にお礼を述べています! 聞いてみますと、わたしの両親がオランダのスキポール空港で会話を交わしたファミリーとのこと。アメリカに住む両親に孫を見せに行った帰りのオーストリア人若夫婦と、日本から孫に会いに行くわたしの両親の間で話が弾み、体調を崩していた幼児の世話で何度もトイレに足を運ぶ時に荷物を見てもらっていたとのことでした。その子はすっかり元気になっていました。オランダで出会った日本人とオーストリア人がウィーンの地下鉄構内で再会するとは本当に不思議なことです。
旅行は楽しいものです。皆さんも海外旅行に行く前に各種ホームページから情報収集し、安全そして楽しい旅行をしてください。注意を払えば日本とは違う景色・人々・食事を最大限にエンジョイできることでしょう。
画像上右:朝のオペラ座
画像上左:ホテル・ザッハーのスマート(smart)
画像中右:映画「第三の男」にも出てきたカフェ・モーツァルト
画像中左:日本人の口に合うカフェ・オバラー
画像下右上:アルトマン&キューネ。ここのチョコレートは日本へのお土産に最適!
画像下左上:今年、オーストリアとスイスの共同開催のサッカー欧州選手権(EURO2008 、6/7-6/29)。そのスポンサーであるHYUNDAIの車。
画像下右下:ペスト記念塔
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