|
百塔の町・・プラハ。中世にタイムスリップしたかのような美しい町。この美しい町を見ようと、毎年観光客は増える一方。プラハ城から眺めるプラハの町は、赤い屋根が並ぶかわいい町。
しかし、その観光地から外れると、そこは住宅街。高島平団地(東京都板橋区 )もびっくりの団地が並びます。チェコ語では、「BYT」(ビット)です。共産主義時代に建てられたパネラークと言われるBYTが、今、どんどん改装されて、灰色だったであろう建物は、色とりどりにペンキが塗られていきます。
ただペンキを塗るのではなく、断熱材を貼ってから色をつけるようです。その色が、様々で、なぜこんな配色なんだろうと思われる建物もかなりあります。日本ではあまり見られない配色ですね。18階の窓からの景色に写る建物は、ピンク、緑、黄色、肌色、水色、茶色、クリーム色、オレンジ・・・。建物の高さや向きなどもまちまちで、これは、計画的に立てられたものなのだろうか、それとも気まぐれなのだろうかと考えてしまう。新築もあちこちで建てられいます。やはり配色には、驚く。2004年に建てられた新築は、ピンク、オレンジ、クリーム、灰色に近い青。
チェコの BYTを買ったり、借りたりする時に、目に付くのは、2+1や3+KKなどの数字。どういう意味があるのか。まず、2+1というのは、寝室がひとつ、リビングとキッチンが別。という意味。2+KK だと、寝室がひとつ、リビングとキッチンが一緒。という意味。 3+KKでは、寝室がふたつに、リビングとキッチンが一緒。
チェコは、0階が日本の1階になります。0階には、防犯のため、柵をつけているところがあります。0階に住んでいて柵がついているお宅にお邪魔したことがありますが、なんとなく檻の中にいるようで、いい感じはしませんでした。でも、空き巣の多いチェコですからしかたないですね。まあ、でも、チェコの場合、玄関から堂々と入ってくる空き巣もいますから、どの階にあっても100%安全とはいえないですが・・。
それから、チェコ人がBYTを買おうとするときに考えるのは、交通の便ももちろんですが、やはり、公園が近くにあること。チェコ人は、散歩が好き(・・他に娯楽がないとも言う)なのと、犬を飼っているから、近くに森や林などがあるところは、少し高くなる。プラハには、いくつもの大きな公園があるので嬉しい。子供がいるとつくづく思のであります。
チェコの不動産のサイト「SREALITY」があります。画像もついているので見ているだけでも面白い。このサイトを見るとき、「Prodej 」「Pronajem 」と選ぶところがあるが、これは「売却」「賃貸」という意味。私は、「はあ?」と、ため息をつきながら、このサイトを見る。ああ、こんなとこに住めたらなあ・・と。でも、現実としてプラハのBYTは、高い。平均収入を稼ぐチェコ人で、プラハでBYTを買おうとする人は、共働きが普通。私もがんばらねば・・・。
画像右上:01:2004年に建てられた新築。
画像左上:改装中のBYT。壁はオレンジ色に・・・。
画像右中:プラハでは珍しい20階建てのBYT。だいたい、5階から7階が多く、高くてもせいぜい15階。
画像左下:0階(日本の1階)部分には、だいたい柵がしてある。
画像右下:チェコ人がBYTを買おうとするときに考えるのは、公園が近くにあること。プラハ8区の公園。この公園を歩いていくとプラハが一望できる場所がある。
【短信】6月上旬まで朝は3℃しかないという気温の低さで、T-シャツにジャケットを羽織っただけでは、寒い日もありましたが、中旬に入り、一気に夏到来という感じです。日中は、タンクトップに半ズボンにサンダルです。(6/12)
|