■幼稚園入園♪パート2 2007.12.4 update

前回、幼稚園について見学から申し込み、そして合否の発表までを書いた。運悪く6月の説明会に行けなかった私達。9月にも同じ説明会をするからとの園長の言葉を頭に入れて、待った。ひたすら待った。7月になっても何も連絡はない。8月。さらに何も連絡がない。お友達(別の園に通う友達)もみんな9月から登園するとの話を聞いていたので、旦那に「9月からじゃないの? 園から何も連絡ないし、何をそろえたらいいのか分からないから、早めに連絡してよ!」と、旦那の背中を押してみるが、「8月は、園が休みだから無理だよ」と言われ、なすすべもなくひたすら待っていた。

8月の終わりごろになっても、家の郵便受けには、手紙はもちろんハガキすら来ていない。いてもたってもいられなくなった私は、園に行ってみる。すると、園の掲示板にまたもや、名前が張り出されていた。5月に見た名前は、2007年度の入園者の名前だけだったのである。ひとクラス18人くらい。そのクラスが8クラスもあった。つまり、全校生徒150人くらい? し・・知らなかった・・。こんなマンモス幼稚園だったとは・・。でも、こういうことも含めて、いろいろ入園前に聞きたかったのに・・・。見学したとき、質問したのに、6月の説明会で・・といわれ、運悪く6月の説明会に参加できなかった私たちに園長に9月の説明会で・・・と言われ、何も園のことを知ることができなかったのだ。

7月から幼稚園は、改装工事が始まっていた。園庭の改装から園内の改装。トイレや流しは、とってもきれいになっていた。きれいなのは、嬉しいが、9月に入っても改装工事は続けられた。

8月の後半、掲示板を見たとき、そこに、説明会は9月26日と書かれていた。9月26日?!!!ちなみに9月28日が金曜日で祝日。土日をはさんで幼稚園は、10月から?本当?9月からじゃないの?!と、ショックだった。「幼稚園に電話して聞いてみてよ」と旦那に言ったが、「そこに説明会が9月26日と書かれていたんだったら、その日に行くしかないよ。ほかに園からの連絡は何もないし」、「そうなの?本当に?10月から?でもお友達はみんな9月から始まってるって言ってるよ」と言ってみたが、「きっと改装してるから遅らせているんじゃないの?」と言う。確かに、9月に入ってからも園児が園庭で遊んでいる姿は見かけなかった(園児が園庭にいなかったのは、改装工事のためであることが後に発覚)。

しかも、息子は、8月から風邪を引き、9月になっても何回も病院に行くほど、風邪を引いていたから、9月から幼稚園が始まっても、登園することはできなかったから、10月からで良かったのかもしれないが・・。

待ちに待った9月26日の説明会。この日の説明会では、英語やドイツ語、体操、お絵かき、粘土などの教室(別料金)があるということ、ハンカチは、子供がよく落としてしまうので、園では、ティッシュを購入しているが、月に一回程度、箱ティッシュを各自持参して欲しいとか、春になったら山へ何週間行くとか(希望者のみ)、毎月の月謝のほかに、年間を通して600コルナを支払って欲しい(たぶん、何かのイベントで使うのだと思う)とか、そういう内容を話していた。

その中でも驚いたのが、自分の誕生日や名前の日には、キャンディーやチョコレートなどを持ってきてくれると嬉しいとの話。チェコでは、名前の日、誕生日は、みんなでお祝いする。旦那の会社ですら、旦那の誕生日、名前の日には、部署のみんなでお金を出し合ってプレゼントを渡す習慣になっている。でも、幼稚園で、アメだとか、チョコレートだとか、親の判断で買ったものを子供達が食べていいんだろうか・・。アレルギーのことか、そういう子への配慮とかないんだろうか・・。園では、昼食後、歯磨きしてないのに・・。

とまあ、こんな内容で、私が聞きたかった、基本的な内容・・何時から登園して、何時まで預けられるかのか、毎月いくらなのか、給食は、どんなものなのか、幼稚園で必要なものは何なのか、どんな靴を履かせたらいいのか、担任の先生は誰なのか・・・ということは、何も説明がなかった。

説明会が一通り終わってからもう一度、園長に聞いてみた。私は、預けていた息子が気になったので、旦那が担任の話などを聞きに行って、私は息子を迎えに行った。しかし、他の人が、担任と話をしていないので、気になった。みんな担任が誰なのか、知らなくていいのかしら?と・・。しかし、ここには、大きな大きな落とし穴があった。カルチャーショック!!

家に帰ってから、説明会の内容と、担任の先生との話を、もう一度、旦那に確認した。そこで、旦那の口から思いもしなかった言葉が・・・。「実は、幼稚園は、9月から始まっていたんだって・・」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ?「もう、幼稚園は始まってたんだって、知らなかったよ。でも息子も風邪を引いていたから、知ってても9月から登園できなかったからねえ。ちょうどよかったよ」・・・なんだってぇ???????

ショックで、しばし言葉を失う私。・・・・。・・・。風邪を引いていたから9月からの登園は、無理だったとしても、知らなかったことにショックである。そして、知らなかったこと以上に、1ヶ月も連絡なしに登園してこない家族に園から何の連絡もないことへのショックが大きい。

9月の説明会で、園長が「一日、二日、1週間でも休むのに、連絡はしなくても大丈夫です。朝9時までに来なかった場合、自動的に給食費は、払わなくてもいいことになりますので」と。休むのに、園には知らせなくてもいいそうです。でも風邪で休んでいるのか、バカンスで休んでいるのか、先生は、知らなくてもいいんですか? 子供がお休みするのは、給食費の問題だけなんですか? 幼稚園って子供を預けるわけだから、なんていうか、親と先生の関係をもっと深めなきゃいけないんじゃないの?

チェコで生活していて、いろいろなカルチャーショックはあったけど、今回のは、かなりショックが大きかったです。こんなに私がショックを受けているのに、「こういうこともあるね」と、平気でいられる旦那は、やはりチェコ人なのでしょう。チェコでは、自分から何でも聞かなくてはいけません。待っていても相手からの連絡はきません(教訓)。

お店においても日本人は、過剰なサービスを店員に期待しますが、待っていても何もでてきません。文句を言っても怒る時間が無駄。別の解決策を自分で見つけるしかありません。そして、何がおきても平常心を保てる人間にならなければなりません。日本の常識は、世界の常識ではないことを学ばなければなりません。・・・・・頭では分かっていても、私は日本人。やはりショックでした(^^;)

というわけで、幼稚園のカルチャーショックを書きましたが、あくまでも日本と比べてのカルチャーショックですので、悪い面ばかりではありません。一番大事なのは、息子が楽しく幼稚園生活を送ってくれることですから。ちなみにチェコの幼稚園は、どこも緑があふれ、園庭が広く、外遊びが多いです。コンクリートではなく、土の上で遊ぶので、いつも靴が泥だらけです(^^)室内にも緑がたくさんあります。絵の具で遊んだり、粘土で遊んだり、近くに森があるので、どんぐりを拾いに行ったり、雪が降っても外で遊ぶことが多い・・というように、楽しい幼稚園生活であると思います。

そして、縦割り(年の違う子どもが同じクラスにいる)のクラスが多いようです。年が違うと遊びも違ってきますし、大きい子にいじめられるというマイナス面もありますが、年上の子が年下の子の面倒を見てくれるので、子供達は、優しさを学べるかもしれません。チェコ人の優しさは、こういうところから生まれるのかなと思いました。

画像上右:緑に囲まれた園庭。
画像上左:各クラスにある子供の手洗い場。この奥にトイレがある。
画像中:子供達の下駄箱。廊下が狭い。
画像下左:幼稚園の部屋。机のある部屋とその奥にカーペットの部屋があり、おもちゃもたくさん、十分な広さだと思います。
画像下右:園児が着替えをするところ。登園したら、ここで部屋着に着替えて部屋に入ります。壁には子供達が書いた絵や作品が飾られます。

【短信】11月初めにチェコの山では雪が降り、スキー客でにぎわいはじめたそうです。小麦や乳製品が値上がりしました。ローリックという細長いパンが、1本2.5コルナになってしまいました。私がチェコに来た当初(2002年)は1コルナだったのに・・・。(11/11)


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