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今年で650周年を迎えたカレル橋。チェコ、プラハで、もっとも有名な橋「カレル橋」。夕暮れのカレル橋、雪の降るカレル橋、雨のカレル橋、朝日を浴びたカレル橋、いろいろな顔のカレル橋には、いつも多くの観光客で賑わっている。いろいろな国からいろいろな人種がこのカレル橋を訪れる。
今も昔も変わらずそこにあり、中世を想わせるカレル橋。しかし、やはり今年で650年の歴史を持つ橋である。昔も今も、そしてこれからもこの橋を残すためには、補修工事は欠かすことができないだろう。
画像右:カレル橋のプラハ城側の橋塔の上で音楽隊が演奏。ラッパの音が響き渡ります。
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2002年の洪水での被害のため修理をすることになったとき、800万コルナ(1コルナ=6円弱)以上の寄付金が集まり、修理は2005年に終えましたが、今年2007年8月20日より、カレル橋の新たな補修工事が始まり、その工事のためにプラハには550万コルナの寄付があったそうです。
カレル橋が工事では、プラハへの観光も行きたくないなあと思うかもしれませんが、カレル橋は、工事をしてはいても通ることが出来ます。橋全体を閉鎖するのではなく、チェス式の工事をするのだとか。チェス式とは、つまり、チェスのマス目を駒が動くように部分的に少しずつ工事をしていくのだそうです。
本来なら、工事現場には機材を運ぶためのいろいろな工事用の作業車が来るところですが、カレル橋を工事する特別なチームは、カレル橋の下から荷物を運ぶことにしたそうです。カレル橋の下を流れるヴルタヴァ川に船を置き、そこを工事の拠点とするのだそうです。かなり時間のかかる工事となりそうです。だからこそ、チェス式の工事をし、観光客には、工事の現場も見所のひとつとして、観光してもらいたいのだとか。
この第一弾の工事は、2007年8月20日からはじまり、2010年7月11日に終わる予定。しかし、それは、修理の完了ではなく、その後も第二弾の補修は、続くのだそうです。その工事は8年から10年かかるとのこと。
画像左 :音楽隊の演奏の下では、カレル橋の工事がはじまっています。
画像中 :チェスのマス目を駒が動くように部分的に少しずつ工事をしていきます。
画像右 :工事をしている横を観光客が歩きます。
画像右下 :橋の下を流れるヴルタヴァ川に浮かぶ工事の本部の船。
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そして、カレル橋を、より当時の姿を、より一層漂わせるために、橋の下にガスを通し、カレル橋にあるランプをガスランプにするという計画もあるそうです。そのため、プラハ城よりの橋の門のあたりを6メートルほど掘り下げるそうですが、これは、考古学者にとって、興味深いものだとか。カレル橋は、有名ですが、プラハで最初の橋は、1170年ごろ完成したユディタ橋。ふたつの橋の歴史をその工事によって見ることが出来るかもしれないとのこと。
歴史を持つ建築物の補修工事というのは、本当に大変だなあと思います。でもこうして長い年月をかけても、少しずつ修理して、古いものも大切にしようとするチェコ人の優しさが感じられます。今回の工事は、3年の予定ですから、どのようにして修理していくのか、興味のある方は、是非プラハへ! 普段、観光のためにカレル橋を訪れるようなことがないプラハの住人もこの工事を見にカレル橋へ足を運ぶそうですよ。
画像は9/8に撮影したものです。橋の一部の工事が始まっていますが、観光客の姿は、以前と変わらず賑わっていました。
画像左 :橋の上の街路灯。今は電気ですが、工事終了時にはガス灯となり、夜のカレル橋が一層ムードのあるものになるでしょう。
画像中 :カレル橋から旧市街橋塔を撮影。普段と変わらず、お店が並び、観光客が行き交う。
画像右 :橋の途中からプラハ城を撮影。プラハ城川の橋塔の近くにクレーン車が見える。
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【短信】9月に入り急に寒くなり雲が低くチェコの空を覆っています。東側の村で、洪水がありました。床上浸水、家屋崩壊、など被害は大きいです。チェコは9月から学校がはじまりました。(9/9)
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