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実家の近くのスーパーに、ガードマンがいた・・。前までは、入り口付近にペットボトルが山積みにしてあってレジからは、死角になっているから、たぶん何かを盗んで入り口から出ても分からなかったのだろう。もちろん、入り口は、外から入ってくる客しか開けられないようになっているが、外から来た人とすれ違いに出ていけば、問題なく出られたわけだ。まあ、チェコにしては、かなり警戒が少ないスーパーだと思う。
チェコのスーパーは、どこも大抵レジを通らないと外に出られないし、入り口にコインロッカーがあって、そこに大きいバックを入れていかなければ店内に入れない・・というところもある。この入り口にコインロッカーがあって、自分のバックをロッカーに入れなければ店内に入れないなどというシステムは、「お客様は神様」の日本からは、考えられないことではないだろうか。
あるスポーツ店に行った時も入り口付近にガードマンが立っていて、私が普通のリュックを背負って店内に入ろうとしたら「バックをロッカーに入れていけ」と、言われた。え?じゃ、何かい?財布だけ手に持って行けと言うのかい?裸の財布を持ち歩いたら、こっちが狙われるじゃないのさ! はじめてチェコに来た時には、「何だ、この店は?」と、憤慨したものだった。
あるスーパーでも、入り口にコインロッカーが設置されていて、大きなバックは、そこに入れていかなければならない。もし、バックやリュックを持っていって、レジのところでイチャモンをつけられては、たまらないので、素直に従っている私だが、やはり、面倒くさいなあというのがあって、そのスーパーからは、足が遠のいてしまう。はじめのうち、知らずにバックを背負って店内に入ったら、レジのところで止められ、バックの中身を見せろと言われた。私が盗んだところを見たわけでもないのに!信じられない!!この時も、やはりはじめのうちは、かなり憤慨していたものである。
しかし、時がたつと人というのは、いろいろなことに慣れてくるものでして・・。いつしか、そのスーパーでは、私がバックを背負って中に入ったときは、「バックの中、見ます?」と、私から聞くようにしている。そういうと、相手は、恐縮するようで、「いいのよ。大丈夫」なんて、言ってくる。
大型スーパーでは、もし、他の店で野菜や果物などを買って、それを店内に持ち込む際には、買った時のレシートを必ず持って入ったほうがいい。あとで、いろいろ言われては大変だからである。もし、レシートがなければ、店内に入る前に、お店の人に「私は、これを他の店で買いました」と申告するか、案内所のようなところに立っている人に、言う。そうすると、ビニール袋をくれ、他で買った商品をがっちりテープで止めてくれる。「あたしは、盗んでなんかいないよ!証拠があるのかい?!警察呼んだらどうなのよ!」と、強気でいける人は、いいが、私のような小心者は、ちゃんと店に入る前に他の店で買ったものは、申告している。
大型スーパーでは、当たり前にガードマンがうろうろしているが、実家(田舎)のスーパーにガードマンをおいたのには、少々びっくりした。でも、かなり若くてなんだか頼りなさそうなガードマンだった。いるといないのとで、何か違うのだろうか?と、思うほど存在感のないガードマンだった。まあ、防犯カメラを設置するよりは、安上がりなのかもしれないが・・。それで、万引きは減ったのだろうか・・。
スーパーの中は、どこも撮影禁止である。ある日本人観光客が知らずに撮影していて、ガードマンに呼び止められ、フィルムを破棄しなければならず、今まで撮ったプラハの美しい景色さえも捨てなければならなかったという話を聞いたことがある。特にレジ周りの撮影をすると、ガードマンに呼び止められますので、ご注意を。
スーパーでは、野菜や果物など、量り売りをしているところがある。自分で好きなだけビニール袋にいれ、自分で機械の上に乗せ、ボタンを押して値段(バーコード)の書いてあるシールを張りレジに持っていく。このシールを張る作業は、大型スーパーでは、お店の人がやってくれるところがほとんど。別の大型スーパーでは、このシールを張るのを省き、直接レジに持っていって支払いができるところもある。
チェコのスーパーで目に付くのは、やはり、乳製品の量ではないだろうか。棚にびっしりと並ぶヨーグルトや、チーズの量は半端ない。夕飯をチーズとパンで過ごすこともしばしばあるというチェコ人。
そして、レジの人は、座っている。どこのスーパーのレジにも椅子があって、レジの人は座っている。どんなに客が列を作ろうが、文句を言う客は少ない。実に我慢強い客だなあと感心する。レジが遅くて文句があるなら、別の店でお買い物してくださいという態度が日常。そんな風に客を待たせておきながら落ち着いた顔をして、ジュースを飲むレジの人。客が新製品を買おうとレジに持っていくと、「ちょっと見て!これって新製品よねえ!これいいじゃん!」と、別のレジの人に大声で話すレジの人。レジで「このパンっていくらだったっけ?10コルナ?」と客に聞き、客が「わからない」と言うと、「ま、いいっか」と、値段を確認せずにレジを打つ人。
はじめてスーパーを利用したときは、いろいろと、日本では考えられない行動をするなあと、思いました。そして、憤慨することも多々ありましたが、今では、それにも慣れ、100%レジの人を信じず、自分で、おつりや物の値段を確認するように心がけるようになりました。でも、この「レジの人は椅子に座る」というのは、日本でもやればいいのになあと思うがどうだろうか。
-文中の画像-
画像上右:ずらっと乳製品が並ぶスーパーの棚。
画像上左 :いろいろな種類のヨーグルトが並ぶ棚。
画像下右:スーパーのレジ付近。近くで撮影すると、ガードマンに止められるので遠目からの撮影。
画像下左:スーパーの大きなショッピングカート。1週間か2週間に一度、大量に買い物する人が多いので、週末はどこのスーパーも混んでいる。 |