■おばあちゃんの家は天然博物館?! 2007.3.6 update

使い捨てのこの時代ですが、チェコ人は、本当に物を大切にします。洋服だって靴だって靴下だってパンツだって、擦り切れるまで使い、穴があいてもそこを縫ってまた利用。こんな感じですから、旦那や旦那の家族の前では、物を捨てることができません。「いい加減捨ててよ!」と、言いたくなってしまうことが多々ありましたが、最近は、私もT-シャツなどが破けたり、擦り切れてきて使えそうもないもので、息子の洋服を作ったり、ズボンを縫ったりしています。(^^;)

洋服だけでなく、すべてのものを大切に使っていることと、使わないものは、きれいに保管していることに驚きます。息子が生まれたとき、はじめての息子なのでいろいろと出産祝いで新しいものを買ったりもらったりできると思っていましたが、旦那の実家からいただいたものには、なんと、旦那が使っていた30年前の洋服がたくさん出てきました。肌着から靴下、ズボン、洋服、ジャケット、帽子や手袋まで・・。それが、またきれいに保管されていてしみがあまりないことに驚きます。破れているところや、縫いつくろっているところは、かなりありましたが、本当にきれいな状態で保管されてありました。

なかでも、旦那が履いていた靴が何足も出てきたことには驚きです。30年前の靴ですよ。皮の靴でかなりしっかりした作りをしているので、見た目はボロボロでもちゃんと履ける状態でした。さすがに、お出かけするときは、新しい靴を買ってあげましたが、庭で遊んだり、近くの公園に行くときは、息子にその旦那のお古の靴を履かせています。

旦那の家族にとって、初めての孫ですから、おじいちゃん、おばあちゃんは、いろいろ孫のためにおもちゃを買ってくれるのではないか・・「もうおもちゃは、たくさんあるから、買わなくていいよ。あまり甘やかさないでね」・・というのが、普通の家庭のママの台詞ではないだろうか・・と思っていたけど、実家からは、旦那の使っていたおもちゃや本のお古が、出てくる出てくる。よくまあ、とって置いてあるもんだねぇ〜と、感心してしまう。それからそれから、旦那が使っていた木馬が出てきた。。。・・・ちゃんと使える・・・。

この物を大切に保管して置くというのは、旦那の家族だけではなくチェコ人のほとんどが、そうなのです。チェコ人の旦那様を持つ日本人の奥様達の口からも「あら?お宅も?」、「まあ、お宅にもご主人が読んでいた絵本が出てきたんですの?まあ!どこも一緒なのねぇ〜。おほほほほ」

とにかく、捨てるということをしないのです。いずれまた使うだろうと大事に大事にとって置いてあるのです。でも、「こんな古くて使ってないもの、思い切って捨ててしまえば、もっと、空間を有効に使えるのではないか」と、思ってしまうのが私であります。

埃をかぶって、物が日の目を見ずにただ置いてあるというのでは、それこそ、その空間がもったいないと東京の狭い家で育った私は思うのですが・・。まあ、でも、おばあちゃんの家は、それだけ広いですから物を保管しておこうとするんですよね。小さな家なら否応なしに捨てざるを得ませんからね。

ああ、でも、一度おばあちゃんの家の倉庫をきれいに片付けたい! きっと、すごいものが埋まっているのではないかと思う。ちなみにおばあちゃんの家は、すでに100年以上は経っているはず・・。

-文中の画像-
画像上:30年前に旦那が使っていた靴。庭で遊ぶとき、息子に履かせてます。
画像中 :倉庫から出てきた絵本の数々。
画像下:おばあちゃんの家。石でできているので、冬はとっても寒い。でも夏はひんやりとして、外よりも涼しく避暑地(?)になってます。築100年以上。少しずつ修理をし、壁を塗りなおし、がんばって建っています。
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画像左:これまた旦那が使っていた三輪車。今でも十分使えます。
画像中:足踏み式のミシン。今でもたまにおばさんが使っています。まっすぐしか縫えませんが・・。
画像右:天秤。お義父さんが、庭で収穫したイチゴなどの重さを量るときに今でも使っています。


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