■可能性の高いパラグアイ共和国 2009.3.10 update

パラグアイは非常に可能性が高い、そして親日的であり、日本人にとって大切な国の一つではないかと考えています。現在の経済状況については「打つ手が多い」、要するに「可能性が多い」という事です。パラグアイに関しては「どうしたら良いのか」と考えると色々なアイデアが出て来ます。

内陸国であり、有望な地下資源も無く南米の大国かつ先進地域であるアルゼンチンとブラジルに挟まれている関係もあり、「まだ手をつけていない部分が多い」というのが実情で、どのような絵でも描く事が可能であり、実行出来る事が沢山あるように思います。官に頼るだけで無く、民の力そして国民の意識を変えるだけでも大きな変革をもたらす事が出来る、そして日本の方々の経験並びに知識知恵を生かせる国であると思います。

日本とパラグアイは面積に関してはほぼ同じくらいの国ですが非常に対照的であり、日本とは補完的な関係にあります。具体的には、気候が反対、土地が広い、時差12時間、等々です。基本的には農牧国で安全で安心な食品を世界に向けて輸出しておりまだまだ未開拓の土地が多く、食料を増産する事が可能です。日本向けとして具体的に考えられる品目は肉類、大豆、エタノールそして薬草、ハーブティーなどです。将来的には米なども有望かも知れません。

またビジネスでの「発想の転換」が必要であると考えています。グロバリゼーションと呼ばれる世界の一体化、インターネットを中心とする「IT革命」の波が押し寄せ、今まで「不利」であった点が有利になるという「逆転」が世界の至るところで起きています。

一つの例として「インド」です。アメリカ合州国から一番遠いという事が今は有利に働いています。インドでソフト産業が興隆した一番の点は、元々インドでは数学が発達していた背景に加え、米国と昼夜が逆である、この点にあったと思います。それぞれ日中に仕事をし、それをインターネットで送信する、これでフルに時間が利用出来る事になります。パラグアイは内陸国であり、北半球の大消費地から遠いという地理的なハンディがあり、経済発展の阻害要因になっていたと思います。これが逆に働く、そのような時代に差し掛かかり、パラグアイにおいても新しい発想でのビジネスの提案が可能だと思います。

ビジネスをされている方への提案として、可能性が大きい南米が再び注目を集めています。その中央に位置し、一番基本的な資源である「土地」「水」「澄んだ空気」が十分にあるパラグアイとの貿易取引、更には投資、進出を検討されてみては如何でしょうか。

また日本人・日系人、約7千人がパラグアイ社会に根をおろし、確固たる地位を築いています。日本との間には現在でも有効な移住協定が在り、就労査証、移住査証の取得が簡単です。多くの移住者は戦後に移住して来ています。日系人の日本語能力が高く、2世、3世の若者の多くも日本語を常用語としています。また、社会的地位が比較的高く、非常に親日的な国です。このような日系社会は日本の財産であり、ビジネスを展開する場合には有利な点であり、またここを元に活動する事が可能です。

パラグアイは若い人が多い、まだこれからの国です。日本の若者達が開拓精神を持ってパラグアイにやって来るそのような時代が再びやって来るのかも知れません。若い皆さんへの提案として、チャレンジしてみては如何でしょう。

画像右上:在パラグアイ商工会議所の定例会の様子
画像左上:ニカノール・ドゥアルテ・フルートス大統領訪日(2005年)
画像右下:ジェトロにて物産展示会(2006年11月)
画像左下:ビジネスセミナー(2005年10月)


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