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世界の至る所で日本の漫画・アニメが大人気、秋葉系の方が増えているようです。ここアスンシオンでも2月22日、23日に日本パラグアイ友好センターで「第二回オタク集合・コスプレ大会」が開催されました。
ポスターを見ますと「オタク・アイドル大集合」とあります。「オタク」というのが一般の名詞になってしまっているのには少々驚きました。何でもこの大会は日本の漫画・アニメ好きがインターネットで集まり計画されたとかで、昨年の第一回大会には800人が集まったそうです。
今年の大会を前にして主催者の方に話を伺いますと全員現地の方であり、日本人・日系人は全く居ないとの事で、この方も今まで日本人に会った事は無いと話していました。昨年の第一回大会に日本人参加者はゼロとの事で、日本人の知らない所でドンドンと進んでいるという訳です。
今年(2008年)は、22日(金)に人気アニメの上映会、そして日本の武道である合気道と韓国のテコンドーなどの実演が行われたそうです。アニメおたくの皆さんは「鉄拳」などいうという単語はよく知っていて、ゲームやアニメで武道をそれなりに齧ってはいるのですが、本物は見た事が無いので非常に関心を持ったようです。
ゲームソフトなどでは単に相手を倒す闘いばかりが目立ち、そのベースにある武士道的な精神が抜けているので、このような機会に本物に接する事で少しでも本来の姿を知ってもらえれば良いと思います。
販売コーナーではアニメグッズや漫画本が売られていました。スペイン語の漫画本はまだ種類が限られているようで、古本が貴重品のように扱われていました。最新作に混じり懐かしい作品が多くあり、中には日本語のものもありました。販売している方に尋ねますと、好きな作品であれば意味が理解出来なくても買って行くそうです。
また、ラーメンが人気でした。これは単に日本のインスタントラーメンを販売しているだけなのですが、何でも人気アニメの主人公が「ラーメンが好き」という事でどのようなものなのか食べたいという人が多いようであっと言う間に売り切れてしまいました。
23日(土)のメインエベントはコスプレショーです。皆さん手作りの衣装で歌や踊りを披露するというもので、今年(2008年)は85人がエントリーしたそうです。午後5時近くに会場に行くと会場は超満員、ほとんどが現地の若者達です。皆さんマンガの主人公になりきっているように見えます。
若い女の子の衣装を見ていますと、日本の女学生のセーラー服姿が目立ちました。日本ではごく普通に見掛ける服装なのですが、きっと当地の若者達にはアニメの中の何か特別な服に映るのでしょう。ただセーラー服の色は、日本人の目から見ますと多少奇異な印象を受けました。あとは学ランのような衣装が目立ちました。
そして、出場者達が舞台に登場して歌や踊りを披露しますと、観客は大きな声援で応えていました。
日本文化の普及にはいろいろな形で努力がなされています。しかし、このように日本人が特に何もしなくても多くの人々が自発的に集まり楽しんでいる様子を見ると、「漫画・アニメ文化」というのは日本にとって自国の文化を世界へ広めるための重要な手段であるとあらためて認識しました。
最近では十代後半の人達の間で日本語を学びたいという人が増えているのだそうです。このような場所に集まる多くの若者が日本を意識して憧れの対象としている事実は非常に大きいと思います。
以前、世界中の人がパリに憧れたように多くの若者が秋葉原を目指すようになっているのだと思います。
何がきっかけでも日本と日本文化に関心を持つ若者が増えている事は良い事であると思います。この日集まった若者達がもっと広く日本に興味を持つようになれば素晴らしい事ですね。
画像上右:販売されているマンガ
画像上左:グッズ売場
画像中右、左:コスプレ大会の様子
画像下右上、下左上:コスプレ大会参加者たち
画像下右下:コスプレ大会出場者の記念撮影
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