| ■世界一小さな猿の住む島 |
2006.6.20 update |
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私の住んでいるセブ島の隣にボホール島はあります。高速フェリーで約2時間という手軽さゆえ、毎日たくさんの観光客がセブ島から日帰りで訪れます。なんといっても一番の目玉は“世界一小さな猿・ターシャ”。グレムリンという映画の中のギズモはこの猿がモデルになったといわれているそうです。
大きな目をした愛らしいこの猿は体調10〜12センチ、政府によって保護されており島の外への持ち出しが硬く禁じられているためフィリピン国内でも見られるのはこのボホール島だけとなっています。ロボック川沿いにはこのターシャを見ることができる場所がいくつかあります。とはいってもそこで飼っているわけではありません。小屋はオープンになっていて、朝川沿いの森から“出勤”し、昼間はそこで過ごし、夕方になるとそれぞれ森に“帰宅”していきます。ですからその小屋に何匹いるかは彼らの気分次第ということになります。小屋ではターシャに餌付けをすることもできます。竹串にさしたコオロギを差し出すと両手で器用に掴み、かわいらしい顔からは想像もつかない勢いで頭からバリバリとあっという間に平らげてしまいます。
この小屋から小さなボートに乗ってリバークルーズをすることもできます。エメラルドグリーンの穏やかな水面を上流へ向かって進んでいくとターシャの住む森が両側に広がっています。もちろん肉眼で探すことは至難の業ですが途中湧き水があり、島の人たちが井戸端会議をしながら洗濯をしていたり、子供たちが水遊びをしていたりと島の人々の普段の生活を垣間見ることができます。川の上流には小さな滝が何本かあり、そこに船を止めて水際でマイナスイオンを身体いっぱいに浴びると、とてもすっきりとした気持ちになり、日常のストレスも疲れもどこかへ吹っ飛んでしまいます。
もうひとつの名所は“チョコレートヒルズ”。ロボックリバーから車で約1時間内陸に走ると、お椀型の丘が見渡す限り点在しています。原因は地層の変化で隆起したからだそうですが、言い伝えでは二人の巨人が一人の女性をめぐって戦い、その女性が流した涙がそのような地形を作ったとのこと。なんともロマンチックなお話です。乾期になると丘の木々が枯れてチョコレート色になることからこの名がつけられたそうです。ボホールはピーナツが名産なのですが、このチョコレートヒルズをかたどった一口サイズのクッキーがお土産として好評です。
そのほかにも川にかかるつり橋、大蛇、鷲、マンメイドフォレスト、民芸品工房、古い教会や博物館など見どころ満載なので、もし時間に余裕があるのなら島に一泊してボホール島の人たちの温かいおもてなし“ボホラノホスピタリティ”に触れることを是非お勧めします。
画像上:世界一小さなメガネザルターシャ
画像中:マイナスイオンいっぱいのロボックリバー。両側の森はターシャのふるさと。
画像下:展望台からみたチョコレートヒルズ。展望台もこの丘のひとつを切り開いて作られている。
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