■アトピー肌にも優しいゴートミルク石けん 2007.9.18 update

日本ではあまりなじみのないゴートミルク(山羊乳)。実は魔法のミルクといっても過言ではないほどすばらしいものだということをご存知でしたか? ゴートミルクは牛乳に比べてビタミンA、B、E群、ミネラル群を約3倍も多く含んでいます。また、人間の母乳に近いβガゼインが主体となっていて、脂肪球の大きさが牛乳の約6分の1ということから体内に吸収されすいため、アレルギー反応が起こりにくく、食用としてだけでなく肌に贅沢なうるおいを与えることでも知られています。

以前からセブにはたくさん山羊がいるのに、市場でもスーパーでも売っていないことにとても疑問を感じていました。周りの人に聞いても“ヤギのミルクなんて、飲む訳ないじゃない。だから売っていないのよ”といわれ、ほぼあきらめかけていたところ、日本から青年協力隊員として赴任しているのMさんが活動しておられる農業省に山羊がいて、搾乳しているとのこと。子山羊が乳離れしたのでミルクが余っているからと運良く分けていただくことが出来ました。

市販の山羊乳石けんは殆どが粉末乳を使い、さらに大量生産をするため釜焚きといって高温で石けんを煮込んで作ってしまうため良い成分が殆ど残っていなかったり、中にはEDTA-4Naというアレルギー反応を示す恐れのある環境汚染の原因物質や、ジメチルヒダントインという時間がたつとホルムアルデヒドが遊離する恐れのある物質が含まれていたりします。

以前、「ココナツ石けんで自立支援」(2006.9.19)でお話したように、私は島の女性の自立支援の1つとして一緒に石けんを作っています。彼女たちと作る新製品、ゴートミルク石けんは、新鮮な山羊乳を自ら低温で殺菌し、濾過して使い、コールドプロセスという熱を加えずに2ヶ月熟成させて出来上がりました。香料は入れませんが、使ってみると山羊乳のほのかな甘い香りがします。彼女たちも出来上がった石けんを使ってみて、泡立ちの良さや肌のしっとり感を実感し、ますます自分たちの作っている石けんの良さを改めて感じたようです。

現在の悩みは、定期的に山羊乳が手に入らないこと。なので、新鮮な山羊乳が手に入ったときのみの限定製造になっています。

画像上:泡立ち豊かな贅沢なゴートミルクソープ
画像下:柔らかいうちに丁寧に型入れします


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