■ブエノスアイレスのクリスマス 2008.1.22 update

アルゼンチンは南半球なので、12月は真夏となり、暑い中、クリスマスとお正月を迎えます。日本ではお正月が一番でしょうが、アルゼンチンはキリスト教を国教としていますので、クリスマスが一年で一番重要な行事となります。特に家族で過ごすのが重要ですから、恋人同士で過ごすよりも家族で過ごすのが優先されます。

なお、こういう場合は女性が仕切っているので、どちらかと言うと、彼が彼女の家に呼ばれます。めでたく招待されれば、家族同然の恋人と認められているということです。もちろん、レストランなどもクリスマスイブディナーがありますが、家族テーブルを前提にしています。だいたい、この日は通常の倍する高級メニューです。

クリスマスイブディナーは、神聖なものですし、一年で一番重要なのでいつも以上にお洒落をします。この日のために衣装選びには念が入りますが、おもしろい習慣は「ピンクの下着」を贈ることです。何でもこの夜に身に着けて眠ると幸せになるそうです。

今年(2007年)は週末にかかることもあり、多くの人々がうまく故郷に帰省することができました。それで、普段以上に24日の街中は、ガランとしていました。歩いている人すらみかけません。

それでも、街角で仕事をしている人たちを見つけました。その多くが24時間営業の花屋さん、ブエノスアイレスの人たちがいくら花好きだからといって、こんなときに買わないと思うのですが、そして、アルゼンチンのコンビニのキオスコ、他にビルの守衛さんなどはきちんと働いていました。

しかし、12時になると、小学生ぐらいの子供のお父さんなどが道路に出て始めるんですが、これが花火です。通る車は少ないですが、うっかりこの日にスピードを出すと、花火をしかけているところの上を通ることになるので注意が必要です。ちなみに、この日、一番忙しいのは、救急車だそうです。毎年花火の事故でやけどをする人、目をやられる人が後を絶ちません。

そういう一夜を過ごして、次の25日は、ブエノスアイレスはゴーストタウンのようになります。クリスマス景気で23日の晩は午前3時まで営業し、24日は午後6時ごろから早めに閉店したショッピングセンターは、25日は完全に閉店します。スーパーも、マクドナルドも同じことです。多くの飲食店や商店は日曜日の3倍ぐらい休みです。ただ、今年は喫茶店などは三分の一ぐらい開いていました。国内空港もこの日休んだ車が多いのでタクシーを待つ人で長い列でした。

私たちはそれを横目に、ラプラタ河沿いのステーキサンドなどを出すスタンドで午後3時ごろお昼にしました。結構家族連れが出て賑わっていましたが、レストラン街は軒並み休みでした。

-文中の画像-
画像上右:歩いている人すらみかけない、パレルモ地区のコロネルディアス大通り。
画像上左:こちらも誰もいない、パレルモ地区の中心、サンタフェ通り
画像中:パレルモにはものすごい数の花屋が歩道に店を開いています。よく花を贈る習慣があり、1ドルぐらいから小さい花束が買えます。
画像下左:キオスコはいつもながらカラフルに。多くのキオスコも10%ぐらいが開いている感じ。
画像下右:病院の守衛さん。こんな日も明るい。
------------------------------------------------------------

画像左:24日の街中はガランとしていましたが、それでも仕事をしている人たちをみかけました。開いていた花屋。この方はペルー人とのこと。。。
画像中:パレルモ公園にある唯一24時間営業のスタンド。その名もパレルモ・バーガー。おじさんが店の中から顔を出して「年末年始もここにいるから来てね」と。
画像右:ガソリンスタンドの店員さんたち。。。他のスタンドは開いてませんでした。
------------------------------------------------------------

画像左:キオスコにたくさんの人が。。。
画像中:と思ったら働いているお父さんと一緒に過ごすために、家族がここでクリスマスパーティを開いていました。
画像右:用意されたクリスマスパーティ料理です。。。
------------------------------------------------------------

画像上左:レストランは賑わっています。
画像上中:こちらの店も満員御礼。
画像上右:こんな角でパーティは終わりかと思ったら、、、、
画像下左:中ではノリノリでカラオケの真っ最中でした。
画像下中:小さい子供たちもいて、、はい、もう午前1時ですが大丈夫??
画像下右:そして、締めは「花火」。こんな横断歩道の真ん中で、打ち上げるんですからね。。。
------------------------------------------------------------


<<もどる