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アルゼンチン人、特にブエノスアイレスの人達の間で最近人気の国内観光地がノロエステ地方(北西部)、まずはサルタ州である。ミクロと呼ばれる長距離バスで行くと約20から23時間、もしくは飛行機で約2時間の距離である。北西部地域の中でも観光に力を入れているサルタでは各種アクティビティが目白押しである。今月はサルタに行くモデルプランを紹介しよう。
  
まず、サルタ州サルタ市では、コロニアルな雰囲気が満載の中心広場の散策+博物間が素晴らしい。特に高山博物館は、チリとの国境の6,730mのルジャジャイコ山頂上で見つかったインカの時代の子供達の発掘についてのテーマ博物館である。他にも考古学博物館ではインカの侵略以前の原住民について学ぶことができる。そして、夜は北部特有のフォルクローレのリズムを楽しむ居酒屋ペーニャにいくといい。夜10時から始まるのは覚悟した方がいいが、本当の地元の人が楽しむペーニャなら12時以降だから、観光向けでもいいとするか(笑)
アウトドア派には、サルタの町から約2時間、カブラコラールダムを越えた先に流れるフラメント河を下るラフティングがおすすめ。緑の山の渓谷に流れる美しい川、そして、その両側には何と、海草や恐竜の化石が見られるのである。アドベンチャー気分を楽しむのなら、急流に身を任せ、川の水につかるのも楽しい。もちろん、最初に緊急時説明などもあるが、ガイドがちゃんと救出してくれるので泳げなくても心配しなくていい。
ボートで遊んだ後、おんぼろトラックが元いたベースに連れ戻してくれるが、その間も、暑い日なら濡れたのを気にせず、渓谷の緑を楽しむことができる。オールを漕いで疲れた後、野外でおいしいアサード(アルゼンチン風バーベキュー)を食べるのが最高である。
画像左:ラフティングベースの皆はとっても気さく。
画像中:ラフティングガイドさん。右がドイツ人フランク、水より彼の方が怖い?
画像右:休憩所につきものなのは、サルタのサルタビール。
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さらに南に下ると、ラス・コンチャス渓谷奇岩地帯に入る。本当は、北のフフイからこのサルタ、そして南隣のトゥクマンまで広がるカルチャキ谷の一部である。この渓谷はその形や色など、自然が岩を削って作った景観が楽しめる。古代、滝などが流れていた後、第三紀の終わりから第四紀にかけて起こった地質学上の動きにより、これらの奇岩が形成される。
画像左:カルチャキ渓谷はどこを撮ってもきれいです。
画像中:壮大なカルチャキ渓谷。
画像右:サルタの道路は快適よ。このように両側に奇岩群が広がる。
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約2百万年前は、気候の変化が激しく、5千年前には5回氷河期が続いた場所が、今は、亜乾燥地帯であるのは不思議なことである。第四紀時代のサルタ集団岩が削られ、複合化していき、砂岩が粘土質を含み、大陸の赤粘土を伴った。この地帯の赤土の色は鉄分が酸化した色であり、岩は粘土で削られたり、固まったりしている。 なお、この渓谷の深さ(高さ)は、南米の屋根と言われるアンデス山脈の隆起の産物である。
奇岩の中でも、最初は飲み込まれそうになるように高い険しい「悪魔のノド」、次に「野外劇場」と呼ばれるのは音響効果の素晴らしい場所であるので、コンサート気分に歌ってみては!?
個人的なおすすめはかわいらしい「カエル」(上段右)である。よくパンフレットに使われているのが「城塞」(下段:小さいとあんまりわからないのですが、拡大して見ると素晴らしいです)。
画像左:朝に撮影した悪魔のノド笛。
画像中:悪魔のノド笛の中へ。口の中に入ったみたいです。これは午後に撮影。時間で採光がずいぶんと印象が違います。
画像右:私のお気に入り「カエル」。
画像下2枚:よくパンフレットに使われている「城塞」。右は拡大画像。
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3時間ほどのドライブでこの地帯を通り抜けると、そこは、気候が白ワイン栽培に適しているといわれる、カファジャテの町。町は小さいのであるが、多くのワイナリーが広がり、チリとの国境の国内一のワインの産地メンドサと比べると、どこも、“かわいい”し、アットホームなイメージである。収穫の時期は2月から4月。たわわに実るブドウを見るよりは飲む方が、という方にはどこでも試飲コーナーがある。
酔っ払ってしまったところで、続きは来月としよう。。。サルー(健康の意味のスペイン語。乾杯というときに使う)!
画像上左:雲のワイナリーの施設の建物もかわいい。
画像上中:ワイン祭のポスター。「雲のワイナリー」は何でもかわいい。
画像上右:すてきなテーブルセッティング。モデルはサルタ観光局広報担当官です。
画像下左:お勧め「雲の上のワイナリー」のオーナーはこんなお茶目な方。
画像下中:収穫の様子を見ることができました。
画像下右:さて、今までの提供は「サルタ州観光局」でございました(バンに大きく書いておかないとね。。。)
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