■卒園式 2007.2.20 update

私事でございますが、長女・希光(のぞみ)が幼稚園を卒園しました。ブエノスアイレス市立の幼稚園に通っていて、歩いて通えないことはないのですが、時間の都合などもありますので、運転手さんに毎日送り迎えをしてもらいました。お友達も、お手伝いさんが送り迎えをしていたりします。

午前か午後の部を選べて、午後を選んだ私たちは1時までには送り届けて、4時すぎにはお迎えに行きます。義務教育の始まる5歳児ということで、心配していましたが、なかなか成績よく、アルファベットは全て覚えて、書くのがちょっとおかしい程度、そして、簡単な足し算もできるようになりましたし、スペイン語の歌もアルゼンチンの伝統習慣も覚えました。

おもしろいのは学年が始まる前に父兄会で、カリキュラムを聞いたところ、今年はチェスを中心に勉強します。。。というので、何が始まるのかと思ったら、チェスは頭の体操になるゲームであり、また一方でチェスのできた歴史、お姫様とかお城とかを学び、その関係の芸術を覚え、絵を描き、そして、歌を学び、さらに、関係の単語を習って書くというんです。要は総合教育だと思うんです。そして、文字はどこまで覚えるんですか?という父兄の質問に、それは子供たちの可能性ですので、どこまでという規定はないし、どこまでいけるか、いけるところまでやるというんです。

チェスは将棋とよく似た遊びだと思うんですが、日本で将棋の時代背景を考えながらの勉強なんてないですよね。フシギな提案だと思いましたが、結果は先にお話したとおり上々。逆にうちでは将棋を日本から取り寄せて、チェスとの違いについて話したり、日本文化再考にもなりました。アルゼンチン人の父兄もえええっ、何を学ぶの?という感じでしたが、後でよく聞くと、娘の担任のマリア・エレナ先生は、地域でも有名ないい先生でした(もっとも御年もいいんですが)!

昨年まで、日本語とスペイン語のバイリンガル校ながら、日本語部だけに2年間行っていた娘達が初めて馴染んだ全くアルゼンチンのスペイン語の環境でしたので、お気楽ママの私も、先生の言うことが聞けるか(わかるか)ほんの少し心配しましたが、全く問題なし。他に、幼稚園自体も初めての子供もいるのだから、と、先生がおっしゃっていたように、長女は1年間、と言ってもアルゼンチンの学期は通常3月から前期が始まり、7月に冬休みが2週間あり、後期は12月初旬に終わりますので、正確には8ヶ月間、頑張ってしかも普通のアルゼンチンの子と同じかそれ以上に幼稚園を楽しんでいました。

幼稚園では父兄が率先して、会の企画をします。卒園式には、緑組の娘達は全員緑のTシャツに、お母さんが、それぞれの名前を書いてくれました。一人一人に“幼稚園で頑張りました”旨の賞状を渡し、記念メダルをいただきます。その賞状とメダルを掲げて、式を見ているお母さんとお父さんにキッスをしに戻ります。

その後、教室に入りまして、卒園ケーキが待っています。先生に記念品を渡したりして、会は何故か幼稚園の時間が終わる前に終わってしまうので、そのまま残る子もいれば、親と帰る子もいます。さらに、何故か、10日ほど学校があって、夏休みになります。そういえば、修了式もなかったですので、次女は普通に幼稚園を過ごして終わりました。

画像説明文
画像上右:幼稚園前。ブエノスアイレス市立第三幼稚園です。
画像上左:これが卒園式の整列、、、ってバラバラ。。。
画像下右:国旗入場。アルゼンチンの儀式はとにかくこれで始まる。国旗を持てるのは名誉なことです。
画像下左:クラスメイトと一緒に記念撮影。制服のエプロンがそれぞれ違うのは面白い。バックはアルファベットのお勉強用。

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画像説明文
画像左:これが卒園ケーキ。綺麗な緑は緑組だから、、、日本人には青いケーキと驚愕の評判。
画像中:半ば涙顔の先生と。左が長女の希光(のぞみ)です。手には卒園証書、そして胸にはメダル。
画像右:ビクトリアちゃんと。卒園児童のトレードマークのTシャツ(緑組だから緑色)。胸にはそれぞれ名前が。


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