■新年新生、アルゼンチン海。 2006.2.20 update

新年新生、四字熟語ではないですね。アルゼンチンでよく新年のことを話題にするとき使う言葉です(多分スペイン語圏共通だと思いますが)。正確にはアーニョ・ヌエボ・ビーダ・ヌエバと発音し、あけましておめでとうに続けて言ったり、カードに書いたり、乾杯の掛け声に使ったりします。「新しい年には、新しい生活―まあ、気持ちを新たにしましょう」という意味ですが、実はビーダには生命・活力という意味もあるんです。そんな新しい年を私たちは海で迎えました。

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから行く海のメッカは大西洋岸。私たちが行ったのはブエノスアイレスから約350km南西に行って、それでもまだブエノスアイレス州内のビジャ・ヘッセルという、こじんまりしたかわいいリゾート地。ホテルが建っている大通りから200mほどで海岸があり、その名もアルゼンチン海(次女の名前は亜海、「アルゼンチンの海」という意味です)。比較的冷たい海であり、風も大通りまで伝ってきて、暑いブエノスアイレスから全く切り離された環境です。

泊まったところもアパートホテルといい、コンドミニアム感覚で、お台所があるので、朝、簡単にコーヒーも飲めるし、生活っていう感じで過ごすことができながら、タオルなどはそろえてくれるし、お掃除も入るので、とても便利です。

日中は海岸で過ごすのですが、ところどころに、海の家ならず、レストハウスがあり、自分たち専用のスペースを貸しきることができるのは、子供連れで荷物が多く、また、いなくなったりしないように目を光らせるのに、とても便利でした。

ここで、リラックスチェアやミニテーブルの準備があり、レストランもついているし、アイスクリームも売っている。もちろん、トイレやシャワールームも利用できるし、子供用のブランコなどの遊具、さらに、外にシャワーがあったり、自分たちのスペースにコーヒーも持ってきてもらうし、いたせりつくせりなのです。

私たちはピークの時間の少し前にレストハウスの外側に出ているテーブル席でゆっくり海を眺めながら食事、そして、子供たちは遊具ではしゃぎ、パパはゆっくりリクライニングチェアで昼寝です。ときどき、海まで出て行って、水浴びをします。そちらの近くではパラソルを使って自分たちの場所をとっている人たちもいますけれども、私たちは荷物の心配もそんなにせずにのんびり遊ぶことができました。

海岸でのアクティビティはビーチバレーならず、サッカーはもちろんですが、アルゼンチンらしいのは「テッホ」というゲーム。若い人もしますが、年配の人が特に好んでやるアルゼンチン的ボーリングぽく、手で行うビリヤードみたいなゲームです。もちろん、今の流行はビーチホッケーらしいんですが、私たちは見かけませんでした。そして、砂浜もかけることができる四輪車。実は各地のリゾート地でいつも事故のニュースがあるほど、子供が後ろに乗っておちたりする、結構危険な乗り物だといわれていますが常に人気です。

さて、31日、大晦日はクリスマス同様、食事をしながら過ごします。リゾート地域なので、どこもいっぱいでしたが、何とかアルゼンチンバーベキューの店にもぐりこんだ私たち。いつでもご馳走は肉なんですね。それで、正午になったら、そこら中から花火があがり、また知らない人でもお店のテーブルで隣り合わせたら、乾杯や、挨拶のキスなどをして、新年を一緒に祝います。

一応、1月1日は祝日ですけれども、今年のカレンダーは2日が月曜日でしたので、当地では平常どおりになります。クリスマスも週末にかかったし、休みが少なくてついていない年だったと、会社勤めの人たちはこぼしていました。しかし、アルゼンチンは夏休みシーズン。会社勤めの人も最低2週間から1ヶ月の休暇がとれることが多いです。しばらく、観光地が込んで、首都ブエノスアイレスはひっそりという時期が続きそうです。

-文中の画像-
画像右上:アルゼンチン海の海岸風景
画像左上:私たちの借りた海の家のテントスペース。この中に各種施設あり。
画像右下:その全景。右手にウエイトレスさん。テントスペースに出前サービスあり。
画像左下:「テッホ」というゲームに興じる年配の男性。

画像左:大晦日元旦の夜、人々お店で踊っている
画像中:花火ならぬ、風船をあげる。中に火をつけて空気を膨張させる。
画像右:元旦の夜は鯛のおかしらつきバスク風を食べました。これで一人分。


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