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2005年最後のメインイベントのクリスマス、今年は少ししんみりですが、いつもより少し少なめの30人ぐらいで過ごしました。
私事なのですが、うちの主人はアルゼンチンの首都ブエノスアイレス市から北西に500キロ、それでもまだブエノスアイレス州の田舎で生まれました。家族でブエノスアイレスに出て来たので、田舎に残っている直接の親戚のメインが3人姉妹の末っ子にお義母さんの一番上のお姉さんの子供たち、即ち旦那の従兄弟たちです。
旦那の幼なじみでもあり、大の仲良しである長男のホルへが現在すい臓ガンに冒されたのが今年発覚してしまって、ここ2ヶ月とっても弱っています。(写真 うちの娘たちと一緒にホルへさん)自宅に看護婦さんが来て、点滴を一日2回やってくれます。
実はまた別の従姉の息子も国道で大事故に遭い、瀕死だったのが助かって、現在リハビリ中なのです。そんなことで、うちの親戚はすっかり消沈ムード。ですけれども、やっぱり年末の大イベントはクリスマスイブ。こちらでは日本のお正月敵に必ず家族で祝うんです。祝う気分じゃないけれども、やっぱり家族で寄り添いたいという、ムードが漂い始めました。うちの旦那も非常に悲しんで、やつれた姿を見たくないという感じだったのですが、やっぱりクリスマス。祝うというよりも家族親戚で集まろうということで重い腰をあげ、田舎に5時間の車での道を向かいました。
それで、画像右中のパーティ料理。まるで、病人の家庭に皆でお邪魔したとは思えないですね。私のお気に入りの前菜はトマトにご飯とツナをまぜたサラダの詰め物。合うんですよ、このコンビネーション。そして、すんごく手間がかかるチキンの詰め物です。日本の巻き寿司に匹敵する代物。料理上手の従妹が牧場で駆け回っていたのをしめて、鶏肉丸ごとから4羽分作りました。3月に出産の妊婦とは思えません。メインは男衆が午後時間をかけた子豚の丸焼き。アルゼンチンでは子豚が一番高い肉であり、ご馳走なのです。料理がテーブルに盛り付けられたら、乾杯の音頭もなく、いつのまにか誰かが食べ始めています。このタイミングが慣れないとなかなか難しい。それがだいたい夜10時ぐらいでしょうか。
そして、一通り食べ終わると、子供たちは夜のお散歩に出かけます。というか、言ってもいいよ、と大人たちが許可して、誰かが付き添って行くのです。その間に、お母さんたちがクリスマスプレゼントの準備をします。近頃は煙突ないですから、玄関先に、飾っておきます。それぞれの名前入りです。
12時のクリスマスの時間を過ぎると辺りで花火が上がり始めます。一通り鑑賞が終わると、子供たちを迎えに行きます。役者は決まって、病気のホルへの一番下の妹アンへリカ。「何やっていたのーサンタが来たのに! 忙しいからってさっさと行っちゃったわよ!」と、叱り付け口調で言います。さすが!
子供たちが欲しかったものが置いてある秘密は、サンタへの手紙をイブ前に書かせてお父さんが郵便に出しに行くからなのです(笑)。子供たちはもうプレゼントに夢中。うちの娘はかわいいリュックをもらい、皆に見せて回ります。夜寝るときも離さず、一緒に眠り込みました。
なお、クリスマスは12月8日の「マリアの日」にツリーの飾りつけ、1月6日の「東方の三賢人の到来の日」、ツリーのお片付けをもって終了します。三賢人のプレゼントも伝統的にあるので、日本と同様、親はプレゼントに頭を悩まします。
-文中の画像-
画像右上:田舎の公園のクリスマスツリー
画像左上:うちの娘たちと一緒にホルへさん
画像右中:パーティ料理。
画像左下:煙突がないので、クリスマスプレゼントは玄関先に飾っておきます。それぞれの名前入りです。
画像右下:うちの娘はかわいいリュックをもらい、嬉しくて一緒に眠り込みました。
-パーティ料理-
  
画像左:私のお気に入りの前菜は、トマトにご飯とツナをまぜたサラダの詰め物
画像中:たいへん手間がかかるチキンの詰め物。日本の巻き寿司に匹敵する代物です。
画像右:男衆が時間をかけた子豚の丸焼き。アルゼンチンでは子豚が一番のご馳走なのです。
【短信】病気のホルへのために、日本でお守りを取り寄せたり、いろいろ治療法を研究しています。励ましのお便りいただけたら嬉しいです。(1/4)
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