|
キリスト教の典礼暦によって、最も重要な祝い日であるのが復活祭(イースター)である。スペイン語圏ではセマナサンタ(聖週間)と呼び、カトリックが国教であるアルゼンチンでもお祝いをする。
キリストが亡くなった日からが祝日になり、3日間喪に服す的に肉を食べるのを控えるのであるが、日曜日、キリストが復活したことで、お祝いになり、お肉解禁。子供たちは復活の象徴であるイースターエッグ探しをして楽しむ。
と、いうのが、表向きのセマナサンタ。実際に祝日となる木曜日の長距離バスターミナルでのテレビインタビューでは、「何で祝日なのかしらね」「休みが長くて嬉しい」というコメントが多い始末。
当地での代表新聞クラリンでは、実際に肉を食べるのを自粛するか、というアンケートで、21%のみが信仰のために。24%が習慣だから。40%が気にしない。しかし、残りは経済的に無理だからというのがある。実際アルゼンチンでは牛肉が一番安いのである。安く上げるにはステーキが一番。それで、魚の値段は大体10倍になってしまうのだから、家計に大変響くのである。
3年前に経済危機を体験したアルゼンチンである。ドル建てで旅行に来る分には、安く感じるかもしれないが、現地の人は現地通貨のペソで生活しており、近年収入アップなど夢のまた夢である。すでに牛肉が昔に比べて高くなっているため、これで、中産階級から貧しい人は食べるものがなくなることになる。
少し暗い話をしたが、うちは信仰に関係なく肉を食べる派なので、聖週間中特に問題はなかった。子供たちへのイースターエッグは一般にチョコレートでできている。中にどんなお菓子が入っていて、びっくりおまけが入っているかが、それよりも、一番重要な感心事である。
今年は女の子に大人気のバービー人形を、おばさん的な日本の友人にいただいたので、助かった。近年チョコレートも家計に響く高いものとなっている。今年海で流行したトレンサ(三編み)の飾りがついていて、子供たちは大喜び。チョコレートよりおまけに感心があるのは私が日本で子供であった時代と同じである。
画像右上:イースターエッグをもらって、大喜びする長女。実はテンポラリー里子中で、日曜日にできず、月曜日に幼稚園から帰って儀式をした。
画像左上:卵を割ったら、、、こんな風になります。
画像右下:トレンサ(三編み)飾りをつけて喜ぶ次女。
画像左下:うちでは仕事の忙しいときなどは、お手伝いさんの家に預かってもらい、おばあちゃん的になっているのです。右手に持つのが、彼女が今年海で付けた飾り(髪の毛にくくりつけます)。
【短信】ブエノスイアレスはもう暦の上では秋。しかし、日中は暑めの日でTシャツでもいいですが、夜はすっかりその上に革ジャンを来ています。(4/13)
|