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カンボジア南部、首都プノンペンから約230キロのところに位置するシハヌークビル市へ行ってきました。シハヌークビル市は美しいビーチを持つリゾート地ですが、隣国タイのビーチのように観光開発が進んでいないため、のどかな田舎町の空気も味わえるところです。
プノンペンからシハヌークビルへ行くには、バスや乗り合いタクシーなどを利用して、国道4号線を南下します。移動時間は休憩を含めて4時間程度で、バスなら料金は片道1万5000リエル(約3.75米ドル)です。オルセイ市場の近くに建つキャピトルツアーのバスだと、往復でチケットを購入すれば3万リエル(約7.5米ドル)のところが2万5,000リエル(約6.25米ドル)に割引されるのでお得です。5,000リエル(約1.25米ドル)なんて大した額ではないと思われるかもしれませんが、カンボジアでは5000リエルは大変有効に使えます。
シハヌークビルにある複数のビーチのうち、砂浜の美しさで知られるのがオーチティアルビーチです。純白の鳴き砂が続くこのビーチは、週末になるとプノンペンからやって来る多くのカンボジア人観光客で賑わいますが、普段はひなびた雰囲気の漂うビーチです。天気がよければ、ビーチから島を望むことができます。
乾季の波の穏やかなときなら、浮き輪を借りて澄み渡った海面にぷかぷかと浮かんで見ましょう。シハヌークビルの潮風に吹かれていると、アンコール遺跡群の観光だけでは知り得ることのない、新しいカンボジアが発見できると思います。遊び疲れたら、ビーチに用意されているデッキチェアに座って休憩。軽食や各種飲み物はビーチ裏の売店や食堂で手に入れることができます。お酒が好きな人なら、国産ビールのアンコールビールの生がお勧めです。シハヌークビルに工場がある関係か、Happy Hourならジョッキ1杯2,000リエル(約0.5米ドル)くらいで飲めるからです。
シハヌークビルでのもうひとつの楽しみが、リアム国立公園でのボートツアーとジャングルトレッキングです。シハヌークビルの中心部から約13キロのところにあるリアム(総面積約210ヘクタール)は、1993年に国立公園として指定されました。ここでは、国立公園のレンジャー事務所からボートに乗り、左右にマングローブの続くタクサープ川を下るボートツアーと、片道約30分のジャングルトレッキングツアーを組み合わせたツアーが人気です。ゲストハウスやホテルなどでツアーをアレンジすれば、往復の車とボート、トレッキングガイド代、簡単な食事(朝、昼)込みで、一人15米ドルです。トレッキングのガイドは英語を話しますので、国立公園内で見られる珍しい動植物についての説明を聞くことができます。
ツアーは朝8時頃出発して、夕方に終わります。ツアーではなく、個人で行く場合は、国立公園の事務所へ直接行き、そこでガイドつきボートをチャーターすることになります。チャーター代は30米ドル(4人まで。追加1人あたり5米ドル)だと聞きますので、何人揃うかによってツアーが得か、個人で行くのが得か、「自由度」も含めて判断するといいでしょう。
夜はシハヌークビルで水揚げされる豊かなシーフードを味わいたいものです。鉄板焼きやグリル、刺身など、さまざまな調理法で海の幸を味わうことができます。プノンペンで刺身を食べると値段の割にあまり美味しくないのですが、シハヌークビルでは安くて新鮮な刺身が楽しめるので、刺身好きの在住者にとっては嬉しい場所です。刺身の相手はやはりアンコールビールの生、でしょうか。
画像上:オーチティアルビーチ
画像中:市場付近の食堂でもシーフードを出す
画像下:リアム国立公園のボートツアーで乗るボート
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