■50歳の誕生日 2008.5.13 update

先日、義理母の妹Rさんの50歳を祝う誕生日パーティーへ行ってきました。親戚・友人等の大勢が招待され、70〜80人近くが集まった大きなパーティーです。

日本では60歳の還暦をはじめ、77歳の喜寿、88歳の米寿・・・といった誕生日が人生の中での大きなお祝いとなりますが、フィンランドでは、50歳の誕生日が一番大きなお祝いで、その次は60歳、70歳・・・と10歳刻みが大事なお祝いとなります。50歳になる前までの誕生日は、友達や家族同士のごく内輪でお祝いをしますが、50歳の誕生日には、盛大に、そしてとてもオープンに行われます。

例えば、招待方法のひとつとして、新聞に招待状を掲載する人もます。不特定多数への招待状となりますから、全然知らない人が参加したって良い訳です(笑)。こちらでは、誕生日パーティーの食事や飲み物、ケーキ等のサービスすべて招待する人(誕生日の人)が用意しますから、もし新聞で招待した場合、いったい何人来るか予想すらできない・・・そんなパーティーになる可能性があるのです。

また、なかには50歳のパーティーを開かない人もいますが、その場合も、新聞に掲載する人がいるのだそうです。「パーティーはしません」と。でも、大切な日ですから、親類や近くの友人は、お祝いを言いにその人の家を訪れることになるので、告知をしてもなお、訪問者の為にコーヒーとケーキの準備をして、家で待機しなければならないのです。

今回のRさんのパーティーの招待状は、新聞広告でなく、郵便で届きました。手作りの招待状で、日時・場所、そして「プレゼントは不要」と書かれていましたが、私たちは、義理母が作ったムーミンパパとママの置物のプレゼントを贈ることに便乗させてもらいました(通常、プレゼントを用意する場合、一人であれば、お花や本等が主流で、数人のグループ同士であれば、併せて旅行チケットを贈る場合もあります)。

Rさんのパーティー会場は、森の中にあるコテージで行われました。ここには、調理ができる台所がありますし、大人数が入れるだけのテーブルや椅子がそろっています。また周りには人家がありませんから、夜遅くに大きな声で騒いだって、近所迷惑にもなりません。

パーティー会場の入り口では、Rさんと旦那さんが招待客を握手やハグで迎えてくれました。招待客が集まったところで、全て手作りのビュッフェスタイルで、Rさんの家族や親類が準備・サービスをしていました。スピーチ(内容は「Rさんが生まれた年、丁度50年前に、世の中では何が起こったか?」)や出し物(歌や小劇)も、身内の方々で披露されていて、手作り感の溢れたパーティーでした。デザートが出た後も、ビールを飲んだり、ダンスをしたり・・・夜更けまでパーティーは続くのです。

フィンランドで、家族のお祝いパーティーをする場合、殆どが自宅で行う形式です(結婚式は別)。もちろん、人数の規模によっては広い場所を借りたり、業者などの有料サービスを受けたりもしますが、パーティーの全てを業者に丸投げすることはあまり見られません。できるだけ親戚やその友達の協力を仰ぎ、それでも足りない場合は、有料サービスを受けたりするのです。

今回のパーティーは、Rさんの家族や親類が協力した、とても温かみのあるパーティーでした。Rさんにとって、素晴らしい50歳の誕生日になったことは間違いありません。本当におめでとうございます!Onneaolkoon, R!

画像上右:今日のヒロインに「乾杯!」
画像上左:義理母が作ったムーミンパパ&ママの陶器の置物。子ども達に人気だった。
画像中右:部屋に入りきれず、入り口付近で見守る親類達。
画像中左:Rさんの娘・息子さんが歌を披露(4人姉弟!)
画像下右:かなり大きいケーキ。これも手作りで、味も美味しかった♪
画像下左:子ども達が大好きなグミキャンディー。色を選ぶ目は真剣そのもの!


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