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最近ではペットの種類も多種多様になりましたが、昔からペットの代名詞と言えば犬のポチか猫のタマでした。どちらかというと忠犬ハチ公が銅像になっているように飼い主に従順な犬の方が日本国民が愛している動物でしょうか。
フィンランドでも犬はペットとしてポピュラーで、冬の間、吹雪いていようが犬の散歩をしている人に沢山出会います。種類は大型犬を飼っている人達が多いです。日本では大きい犬を連れている人をあまり見かけないというのもありますが、日本では見た事のない黒いコリーのような犬を多く見るように思います。また、人間の子供にのようにしっかり躾られていて、公共機関のバスや電車に乗っても気がつかない程静かに伏せています。公共の場だけではなく、普段でも犬の鳴き声はほとんど聞かれません。人間社会にうまく共存しています。
子供に例えましたが、フィンランドの子供は公共の場所ではとても静かにしています。日本の子供のように奇声をあげたり走り回ったりしている光景は電車やバスの中では見られません。大人顔負けで静かに座っているので感心します。どこが日本と違うのか観察してみると、親の接し方だと気がつきます。日本では子供にガミガミ怒っている光景をよく目にしますが、そこがちょっと違うようです。
フィンランド人の親が子供をしかる時は静かです。子供の目線になって、どうしてダメなのか説明するような感じです。日本の親は上から威圧的に怒っていて、上司に怒られる部下を彷彿とさせるのは日本古来脈々と受け継がれている上下関係の表れなのかもしれません。フィンランドでは男女同権(建前上ではなく)ですし、子供も一個人として認めているのでしょう。
フィンランド固有かはわかりませんが、綺麗なグレーの毛並みの猫をフィンランド人のお宅訪問をするとよく見かけます。日本の道端で見るような三毛猫はあまり見かけません。いや、一度も見た事がないかもしれません。猫に共通しているのは、毛足が長いということです。日本猫は毛が短いですよね? なんと日本から連れて行った知人の三毛猫が毛が長くなってしまったのにはビックリです。
フィンランド人は馬も好きです。子供の使うノートや筆箱に馬の写真や絵が使われているのには違和感を覚えます。日本では動物をキャラクター化してかわいらしく変化させてしまうのに、フィンランドでは馬そのものの写真を見てかわいらしいと感じるのです。面白い事実だと思いませんか?
フィンランドにも競馬があります。私も馬場に行って、わずかなお金を賭けた事があります。この競馬、日本の競馬を想像するとちょっと違います。トロットレースという種類で、騎手は馬には乗らず馬が引く馬車に乗っています。また、4本の足の内2本が地面についていなくてはならず、競歩のようなのです。馬も少しボテッとしていて、なんだかほのぼのとした感じでレースというより競争といった感じがします。
純血種馬はサラブレッドと言いますが、トロットレース馬はスタンダードブレッドと言って、サラよりも丈夫で体もずんぐりむっくり、走るのはサラには適わないけれど競歩が得意なのだそうです。興味がある方は観光案内所で聞いてみて下さい。開催場所は不便な所にあると思いますが、フィンランドで競馬をした人はなかなかいないと思いますよ。
画像上:大型犬も室内で家族の一員として静かに暮らしています。
画像中:フィンランドでよく見かけるグレーの猫。
画像下:日本から連れて行った三毛猫の毛が長くなりました。
画像下:フィンランドで子供に人気の馬(左隣はポニー)。 |