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ナナカマドはフィンランド語でピヒラヤと言います。日本名の由来は、7回竃で焼いても燃え尽きないという事だそうですね。日本と同様、夏から色づき始め最初はオレンジ、秋になると赤くなり天気の悪い日が続く暗い風景に彩りを与えます。ナナカマドはどこにでも目にする、この国ではとてもポピュラーな樹木です。白樺くらいよく見かける気がします。
フィンランドにも紅葉がありますが、赤くなる葉はあまりなく黄色が主流です。黄色という色を単色で見るならば派手な色彩の部類に入りますが、景色の中の葉の色は茶色を帯びており、灰色の空と一緒になると気分も暗くなります。こんな時期が長く続くフィンランドでは、秋は嫌われ者です。うつになる人が多くなります。そんな中にナナカマドの赤はパッと目をひき、気分を明るくしてくれます。冬になってナナカマドの実に雪がのっているのも美しいです。
秋にフィンランド旅行をするのはあまりお勧め出来ませんが、もしその時期にしか訪問出来ないならば、景色の美しい所はどこだろう?と考えてみました。私もフィンランド全土を回った事があるわけではありませんが、夏のオペラで有名なサボンリンナはどうでしょう。
サボンリンナは東部のメイン都市であるミッケリからほど近いです。オペラが開催されるオラヴィ城は秋から冬の時期は12月の後半でなければ見学する事が出来ます。現在はガイドさんがついて説明してくれます。この時期に訪れる人は少ないので他の見学者がいなく、プライベートツアーになる確立が高いでしょう。説明を英語で聞くのは理解しやすいのですが、雑談をする程の英語力がない私には、ガイドさんともし一対一なら辛いものがありますが、みなさんは是非楽しんで下さい。
サボンリンナはこぢんまりとした街です。メインストリートが一つあるだけで、一泊する必要もないくらいです。夏のオペラの時期以外、営業していないホテルがほとんどです。しかし、オラヴィ城にほど近いマリメッコ・ショップは穴場です。何かしらセール品がある確立が高く、掘り出し物も 多いのです。サボンリンナに限らず、小さい街のブランド店での買い物はお勧めです。ミッケリはサボンリンナほど小さい街ではありませんが、やはり買い物は狙い目の街です。サボンリンナを訪れる時はミッケリに宿を取り、少し観光をしてのんびりショッピングをするのがいいでしょう。
ついでにミッケリについてもお勧めスポットを1つ。フィンランドは手工芸品を売っているお店が沢山あるのですが、ミッケリにはとケンカベロいう手作りの品物だけを扱う少し大きなお店があります。種類も豊富で可愛らしい物が多いので、欲しい物がきっと見つかるはずです。フロートタイプのロウソクは飴の首飾りのように連なっていて、インテリアとしても素敵です。フエルト製の果物や野菜を象った置物は可愛らしいし、バックも世界に一つしかないオリジナルでいくつも手に取って迷う事間違いありません。ただし、消費税が高い国ですから値段も高いです。タックスフリーの手続きをする事をお忘れなく!
画像右上:ナナカマド(ピヒラヤ)の赤はパッと目をひく。
画像左上:オペラ・フェスティバルの会場となるオラヴィ城。
画像右下:オラヴィ城の覗き穴から外を眺めた図。この城は湖岸の島に建てられている。
画像左下:フロートタイプのロウソク。
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