■エコ生活とは何だろう? 2006.11.7 update

先日、今年初めて出来たeco検定を受けました。みなさんはご自身の日々の生活の中でエコを意識する事があるでしょうか? 「エコって最近よく耳にするけど、具体的には何の事かしら?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。日本で一番身近なエコはゴミの分別でしょう。再利用出来る物、例えば瓶・缶・ペットボトルや新聞紙に代表される紙物です。

エコが声高に叫ばれ始めたのは日本ではここ最近の気がします。なぜエコが大切なのかと言うと地球温暖化に代表されるように人間のせいで一昔前と地球を取り巻く環境が変化してしまっているからです。自然は人間を必要としませんが、人間は自然が必要です。むやみやたらと化石エネルギーを使ったり、自然では発生し得ない化合物を垂れ流し、先の見通しが暗いという事をよううやく今わかった所なのです。

しかし日本人はその意識がかなり低いレベルにあるようです。ゴミの分別も「面倒くさい、適当にしよう」というのがほとんどの方の本音でしょう。私は現在、東京のマンション暮らしですが、ゴミ置き場を見るとそう思います。

今回はフィンランドと関係ない話なの?と思われそうですので、この辺でフィンランドのエコ事情をお伝えしましょう。フィンランドでは学校やマンションの敷地内の屋外に大きなゴミ入れ(画像右上)があります。紙ゴミ用、生ゴミ等燃えるゴミ用、瓶・缶用、mixゴミ用、この4つがスタンダードだと思います。最近のゴミ入れは大きな半円のカバーの下の地面に同じ大きさの穴が空いていて、ここに落ちたら自力では上がってこられない程の深さです。

日本ではゴミ収集日に収集車をよく目にしますが、私はフィンランドで収集作業をしている所を見た事がありません。いつ、どのように集められているのかは不明ですが、 日本のように道端に集める方法ではないため、朝回収する必要がないのです。土地が少ない日本では無理な話かもしれませんが、道路渋滞の解消にもなるので出来るなら取り入れて欲しいシステムです。

また、ジュースやお酒の瓶・ペットボトルは購入時に瓶代・ペットボトル代を取られます。その替わり、飲み終わって返せば払ったお金が戻って来ます。リサイクルやリユースシステムがきちんとしているのです。エコのためだと皆が皆思っているわけではなく、返却するのは「お金の節約のため」でもいいと思うのです。日本も資源を無駄にしないためにこのシステムも導入して欲しいですね。

最近、日本でもレジ袋を貰わずにマイバックを持参する人を多く見かけるようになりました。フィンランドではレジ袋も有料です。ですから、みんな使い回しの他店の袋を持参したり、木で出来たカゴを持って行ったりします。このカゴ、あまり入らないけれどかわいいんですよ。

質素だけれど、豊かな暮らしをしているフィンランドへ福祉や教育問題だけでなくeco視察にもお役人さんには行ってもらいたいと思います。

画像右上:スーパーに設置されているリサイクル用のゴミ箱
画像左上:リサイクル用ゴミ箱の前面に貼ってあるポスター
画像右下・左下:スーパーに置かれている瓶の収集機と缶の収集機。入れた分だけの金額がレシート発券され、レジで買い物時に使うかキャッシュで戻してもらえる


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