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ノキアが携帯電話のメーカーというのは有名です。フィンランドの企業だというのも知られた事のようです。なぜ有名かといえば、ノキアの全国的シェアが非常に高いという知識から来るものでしょう。それにしてもすごいと思いませんか。北欧の目立たないフィンランドの企業が全世界の携帯電話市場のシェア1位だなんて!
ノキアはフィンランドの企業らしく元々はパルプ会社でした。この会社は成功してどんどん拡大し、会社名であるノキアがその地域名となりました。現在ではノキア市となっています。しかし、ノキア本社は現在ヘルシンキのお隣の都市エスポーにあります。事業拡大後タイヤや長靴等 のゴム製品を生産し始めました。ちなみにノキアの社名がサイドに入っている長靴は未だ売られています。秋から冬にかけてスーパーの靴売り場で見つける事が出来ます。
どうして日本でノキアは売れていないのでしょう? 日本の通信形態がGSM(Global Systems for Mobile)でないのでそのまま入って来なかったのも原因でしょう が、私はただただ「ダサイ」のがいけなかったのだと思います。97年に最初にフィンランドで携帯電話を手にした時、日本の携帯電話に比べると大きくて重くてカラーの主流は黒で決して格好の良いツールではありませんでした。充電器も重たい事、重たい事。次に行った04年には、かなり小さくカラフルになっていました。 充電池の持ちがとても良いのですが、相変わらず充電器は重たいままです。充電器を持ち歩く事は考えられていないと思われます。まぁ、それは良しとしましょう。
しかし着信音が単純な音で、端末が違う機種でも同じ音がするのです。日本のようにいくつもメーカーがあるわけではなく、ほとんどの人がノキアなのですからさぁ大変。バスや電車に乗ると、自分と同じ着信音があちこちで鳴るので自分の物か、他人の物かさっぱりわかりません。みんなが一斉にバックから出して確認しているのは微笑ましい光景です。フィンランドではバスや電車といった公共の場でも携帯電話の電源は入りっぱなし、鳴りっぱなしです。声も大きく、家にいるのと同じように話しています。日本とはまるで違いすまね。
このように現在の日本と同じように携帯電話は持っていて当たり前のツールですが、利用の仕方は大分違います。日本人のように手持ち無沙汰でメールを打ったり、HP閲覧をしたり、TVを見たりだなんてしている人はまずいません。ハイエンド用の端末は勿論それらの機能が搭載されていると思いますが一般人が使っている物は最近画面がカラーになった位で、機能は本当に基本的で文字通り「携帯出来る電話」の色が濃いのです。文字を送信するのはeメールアドレスにではなく電話番号に飛ばします。
また、ノキアの携帯には必ず「NOKIA」と表面に書かれています。ヨーロッパで発売されている他社の携帯電話も社名が印字されているので、どこの物かすぐわかります。逆に日本はメーカー名ではなく通信事業社名が印字されているという違いが個人的に面白いと思って見ています。
フィンランドに住む外国人はノキアでなく、シーメンスやサムソンを使っている人が多いです。それはノキア端末の価格が高い事が主な理由です。安価で機能が沢山ある方が一般的にはいいに決まっていますが、自国製品を愛し、利用し続けるのは人口の少ないフィンランド人が自国製品を世に売り出すための知恵なのかもしれません。
画像上:フィンランドの知人が所有する携帯電話
画像中:カタログ
画像下:6/1に発売された日本語対応モデルです。人気があるのかは、私にはわかりませんが、SIMロックフリー(*)らしいのでヒットしそう(してそう)な気も。。。
(*)携帯電話には「SIMロック」がかかっているものと、「SIMロックフリー」の2種類ある。「SIMロック」がかかっているものは、特定の通信事業者の(U)SIMカードのみ利用できるように設定されている。「SIMロックフリー」は、複数の(U)SIMカードを目的によって使い分けることができる(カードは通信事業者から別途購入)。国内外の通信事業者の(U)SIMカードでも動作する、固有の通信事業者の仕様枠内の用途に限定されない。(U)SIMカードとは、電話番号やユーザーID、電話帳や通信記録など、サービス契約に関する情報がつまった小さなチップのこと。
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