■日本人が感じる少し変なフィンランド 2005.10.3 update

アジアの小さな島国日本から遠く離れたフィンランドですから、文化の違いは明らかです。しかし、日本人から見たフィンランド人は「親しみやすい」とフィンランド人と接した事がある人の本のほとんどに書いてあります。それはな ぜなのでしょう? 一つには両国民共「シャイ」である事が理由に上げられます。この「シャイ」の尺度としてフィンランド人の「人と人との距離」を例に取ってみましょう。初対面の人との心地よい距離は 1.2m、親しい友達が45cm、家族はそれ以下と言われています。あなたの距離感と比較してみて下さい。たぶん、違和感がないはずです。

しかし、このシャイな国民性を持ってして、なぜあなた達はそうなの?と思う事があります。それは女性のお腹から腰回りの贅肉です。特に若い人に多く見られますが、お腹が見えるくらい短い丈のシャツを着て、スカートやGパンのベルトの上にそのお肉が乗っているのです。それでみんな平気で歩いているのです。

日本でお腹が見える格好をしていいのは痩せた人だけです、、、とは言いませんが、そんなに贅肉を持っている人はまずそんな格好はしませんよね。30代以上の人達は太っていなくても日本人の感覚からするとお腹が出ているなぁと思います。日本人はそれぞれに小さな努力をしているからだと気がつきます。フィンランドの人並みに中年太りの人達もお腹が出ている事を一向に気にした様子は見られません。人に見られているから、一時的でもお腹を凹ますなんて事はしません。みんなポッコリしたままです。

びっくりする事を続けます。息を吸いながら話すのです。一番多く見られるのは「ヨー」という相づちなのですが、日本語にすると「そうですね」にあたります。息を吸いながら言ってみて下さい。吸いながら言う意味がどこにあるのかわかりません。女性特有の話し方のようです。

都心部以外のバス停に、バス停名も時刻表もありません。旅行者に取って、自分がどこにいるかも、何時にバスが来るかもわかりません。ラジオから流れてくる音楽は、確実に6か月は同じです。それも同じチャンネルを聞いていると、違う番組になっても同じ音楽が流れます。全体的に1年前ともほぼ同じです。下手すると数年前とも同じです。どういうシステムなのでしょう?

そんなラジオで耳慣れた歌手のCDを買いました。フィンランド語の勉強のため、ここぞという時のカラオケのためと思ったのですが、歌詞カードが入っていません。ショックは言い知れないものがあります。何と歌っているのか楽しみにして開いたのに、嗚呼。。。

スティック・ウォーキングをご存知ですか?スキーストックのようなものを手に持って歩くのです。普通の歩くのと何が違うかと言う と、上半身も使うので、より一層運動になるから健康にいいとか。そんなにいいと言うなら、なぜ世界的に流行らないのでしょう? ちなみに、マリメッコでもこのスティックを作っています。たぶんヘルシンキのアンテナ的なショップにしかないとは思いますが、人とは違うマリメッコグッズが欲しい方はどうぞ探してみて下さい。

また、この国の人はあまり料理をしません。共働きだからというのが理由です。私にしてみると、それほど食に拘らない国民性だからだと思います。共働きだと言っても日本と違い残業なんてほとんどなく、早くから家にいられますし、時間はたっぷりあるのですから。現在私が住んでいる3DKの3人部屋の寮で朝からフライパンの音をさせるのは私とロシア人で、フィンランド人が火を使う事は絶対にありません。使っても電子レンジ止まりです。日本の家事が嫌いな女性でもフィンランド人と結婚したら、文句は言われないと思われます。こんなフィンランド人を感じに、あなたも訪れてみて下さい。

画像上:国土の69%が森林、10%が湖沼や河川
画像下:白夜


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