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今年はムーミン生誕60年目にあたります。作者のトーベ・ヤンソンはスウェーデン系フィンランド人で、原作はスウェーデン語だという事をご存知でしょうか? 日本ではムーミンは子供に限らず人気がありますが、世界的に見るとどうなのでしょうか? フィンランドで私が知り合った限られた外国人ではサンプル数が少ないのですが、中国人とロシア人は知らない、と言っていました。
日本でも、今の若い世代が知っているのか定かではありませんが、日本くらいムーミンがフィンランドのお話だと知っている割合が高い国は他にないのではないかと思っています。フィンランド国内では勿論人気のあるキャラクターではありますが、日本のように大人もグッズを集めたりする事はありません。日本人は子供のためにムーミンのビデオやぬいぐるみを買い与えるという事をする以外に、自分でもコレクションする大人が沢山いらっしゃいますよね。日本人は全体的にオタクのような気がするのは私だけでしょうか。
既によく知られた事ですが、ムーミンのテレビアニメは日本製です。フィンランドで放映されるムーミンはフィンランド語を話していますが、エンドロールにはしっかり「テレビ東京」のロゴが表れます。アニメのムーミンが日本製だという事を逆にフィンランド人には良く知られています。
ムーミンファンにとってフィンランド旅行をする際は、フィンランドにしかないムーミンを持ち帰りたいと願うのでしょうが、たぶん思ったほど品物がないのが実情でしょう。アラビアの食器等陶器は日本のデパートで既に手に入るし、文房具に至っては日本製のものが圧倒的に多いように思います。何が日本にはないムーミンかと考えると思いつくのは、切手とムーミンの漫画くらいです。切手は日本に持って帰っても使えないし、漫画は何が書いてあるかわからないし、実用的ではないですが。。。
フィンランドの南西部の都市ナーンタリにムーミンに会える場所「ムーミンワールド」があります。私は行った事がありませんが、ディズニーランドのように大規模な物ではなく、こじんまりとした素朴そのものの場所のようです。ディズニーランドと決定的に違うのは大人が楽しめないという事でしょう。
昔、雑誌で見たムーミンワールドのムーミンは薄汚れて目の部分は穴が開いていて、人が入っているのがはっきりわかったものです。最近の写真を見ると、そうではなくなったようですので、意外と楽しめるのかもしれません。ただし、開園しているのは6月中旬から8月下旬までの夏期に限られていますので、ご注意下さい。夏はどこに行っちゃうの、ムーミン?
最初に書いたように、ムーミン生誕60周年を記念して、色々な企画がありますが、最近出版された「ようこそ!ムーミン谷へ」はタンペレにあるムーミン谷博物館にあるコレクションを紹介したもので、写真が多用されていて見ていてとてもワクワクする仕上がりになっています。是非手に取ってみて下さい。
それにしても生誕60周年だなんて、ちょっと切りが悪いと思いませんか? そうなんです。50周年イベントとして開催するはずが、準備が間に合わなくて10年後の60周年になったそうです。日本にはない大らかさを感じるフィンランドで生まれたムーミンだから、日本には多くのファンがいるのかもしれませんね。なんとものんびりしていて、いいじゃありませんか。
画像右上:ムーミンの漫画
画像左上:ようこそ!ムーミン谷へ
画像右下:ムーミンの木製マグネット
画像左下:ムーミンの切手
□ヒロコさん(33歳・女性)からのメール
先日”ムーミンベーカリー”に行ったので各国いまどき報告でフィンランドを検索してみました。そこで驚いたのはアニメのムーミンが日本製だと言う事です。そして今年は60周年のようですが大きな節目の50周年は準備が間に合わず出来なかったので10年後にイベントをしているとか・・・日本では考えられないような話ですがそんなおおらかな国民性に興味を持つと同時にうらやましくも思えました。私は今子育て中で本当に1日があっという間なのでそんなふうに焦らずおおらかな気持ちで毎日を過ごしたいものです。
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