■フィンランドの食べ物と言ったら… 2005.5.16 update

フィンランドの食べ物と言ったら何を想像しますか? ガイドブックでフィンランド料理として紹介されているのは、サーモンやトナカイ料理ですが、それが通常食べられているものかというと違います。フィンランド人に食べ物で何が好きかと聞けば、マッカラ(ソーセージ)、新ジャガ、マカロニ・ラーティッコ (マカロニ・キャセロール)と高確率で答えるでしょう。私にとっては「それって料理なの? それも大好きな?」という感想です。

マッカラは、日本でお馴染みの茹でると皮がパリッとするものではなく、直径3センチくらいの太めのもので、中がグニャグニャとやわらかく、味もイマイチで日本人には美味しいと思えません。が、フィンランド人とマッカラは切っても切れない食べ物です。それはサウナでビールと一緒に食べられるからです。

サウナがフィンランド発祥というのはあまりにも有名ですが、フィンランド人にとってのサウナは日本人の湯船に浸かるのと同様の意義です。しかし、日本では昨今シャワーで済ます事も多いのを考えると、日本のそれよりもフィンランド人にとってのサウナは重要な位置にあります。サウナの後のビールの美味しさも手伝って、私もマッカラは食べますが、一本で充分ですし、自分で買ってまでは食べません。ホテルでマッカラは出て来ないでしょうから、旅行者が試しに食べてみるのは難しいかもしれませんが、スーパーには日本よりもはるかに多種のマッカラが並んでいますので、眺めてみて下さい。

マカロニ・ラーティッコは、日本でいうマカロニ・グラタンでしょうか。しかし、出来立ての物でもマカロニはグニャグニャで味もぼんやりしていて、これも口に合いません。これもスーパーで売られています。フィンランド人はグニャグニャな食感が好きなのかもしれませんが、それよりもパスタに芯がある方が美味しいという事を知らないように思います。

日本でも西洋の食べ物が入って来た時はそうだったのでしょう。食のヨーロッパと言われるのに、この国の味覚音痴なのは立地条件によって、特定の農作物しか出来ず、繊細な味覚を持っていないのではないかと私は思っています。日本は日本特有の料理を元来食べていて、それも多種多様の調理法があり、味覚も発達している所に西洋料理が入って来たので、どこの国の料理も楽しめる舌を持っているのではないでしょうか。現地の人に言わせれば全然違う!と言われるのかもしれませんが、外国の日本レストランで食べる日本食に比べたら、日本の外国レストランは遥かに現地の物に近いと思います。

ヘルネケイット(グリーンピース・ スープ)は、毎木曜日に学校やランチ時にレストランで出る定番メニューです。定番になる程みんな好きかと言うと、そうでもないのが微妙な存在感。また、フィンランドの一人当たりのコーヒー消費量は世界一です。知っていましたか? しかし、これもまた日本人の口に合うコーヒーはなかなかなく、結局、私はネスカフェ・ゴールドブレンドを飲んでいます。

続いて,フィンランド土産としてお勧めするものを紹介します。フィンランドに来た日本人が一番買って行くものはFazerの芸者チョコでしょう。いつ、どういう経緯で発売されたのか知りません。一番小さいサイズは100円弱で買えますからお手頃です。私には甘すぎますが。Fatzerはフィンランドで一 番有名なお菓子メーカーです。カフェがヘルシンキ中心地にあるので、入ってみて下さい。

ビタミン入りの発砲錠剤は、水の中に入れると炭酸ビタミン水になります。美味しい上にビタミンも入っているのでお勧めです。カップスープでは、Kantarelliというキノコ(日本名:杏茸)がお気に入りです。他にKatkarapu(海老)のスープも美味しいです。

青いチューブのKaallenは、たらこ味のペーストで、たらこパスタにしたり、マヨネーズにまぜ てパンに乗せたり、用途は多様で日持ちもします。フィンランドで取れるベリーの種類は多く、私の一番のお気に入りはLakka(ホロムイイチゴ)のジャムです。中でもこのMERITALOの物が絶品です。ホロムイイチゴを食べた事がない人は、これで試してみて下さい。

画像右上:Fazerの芸者チョコ
画像左上:ビタミン入りの発砲錠剤
画像右中:Kantarelliというキノコのスープ
画像左下:たらこ味のペースト
画像右下:Lakka(ホロムイイチゴ)のジャム


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