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いきなり30℃越えの気温になり、夏になった気分のキエフです。5月から6月には雨乞いに関する儀礼がいくつも行われる。もちろん、それはキリスト教の儀礼とは本来無関係なのであるが、キリスト教の儀礼のひとつとして行われることが多い。だが、次第にウクライナの人々はキリスト教の以前の異教時代の名残を感じさせる儀礼を、それ単独で開催するようになってきた。しかし、古代の宗教や信仰が正確に伝わっているわけでもないので、まさに「お祭り」を行って気分を味わう程度のものである。
こうした儀礼によく誘われるのであるが、もちろんキエフもあるが、地方でも行われる。その場合の移動は、おもに寝台列車になるのであるが、バスという手もある。ウクライナに来る場合、キエフ近郊のボリスピリ空港に着くのであるが、たいていの人はタクシーを利用する。しかし空港バスもちゃんと走っていてほぼ夜中も走っていたりする。バスの料金は、最寄りの地下鉄の駅までが300円程度である。途中中央バスターミナルを経て、鉄道駅までいく。終点までいっても500円程度である。タクシーを使うと3,000円近くなる。
先日、学会がありキエフから西ウクライナの町リーヴネまでマイクロバスで行った。発車は鉄道駅だった。片道4時間であるが、早朝からほぼ1時間に一本ずつ出ていて便利である。料金は往復で1,200円だった。あらかじめ予約が必要であるが、直接行っても席があれば乗せてくれる。あらかじめバスの乗り場に行って、予約電話番号を聞いておくなどの手間をやっておくとよい。伝えるのは、バスの時間と予約に必要な自分の氏名である。車内はクーラーが効いていて、映画も見せてくれる。しかし個人的には、映画の音が五月蝿いので耳栓を持っていくほうがよいと思う。途中休憩所でトイレもできる。
こうした新しい形のバスのほかに、古式豊かなソ連式バスもある。これは町にあるバスターミナルから出る。しかし、非常に時間がかかる。レーヴネからキエフまで10時間かかった。
ウクライナに来てこうしたバスの利用を知っておくと、非常に便利である。こうしたバスの運転手は比較的親切である。あらかじめ降りたいところを言っておいたり、地図を見せておくと、便利なところで降ろしてくれる。思うに彼らがウクライナで一番サービス業というのをわかっていると思う。中央バスターミナルに行けば、白バスもある。自家用車でオデッサまで送ってくれる。もちろん相乗りである。
画像上右:鉄道駅南口にある空港バス乗り場。
画像上左:時刻表。ちなみにボリスピリ空港での乗り場は、国際線建物前のロータリー右側。呼び込みのおばさんがいる。お金は乗ってから。
画像下右:リーヴネ行きのバス。お金は運転手に払う。
画像下左:リーヴネ行きバスの後部サイドウインドに貼られたシール。バスの名前は、「猛り狂った亀ちゃん」。 |