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夏になれば誰しも休暇をとって避暑に行く。ウクライナの場合、山に行く場合はカルパッチャで、海に行く場合は黒海がスタンダード。ウクライナには黒海があるが、普段の食べる魚は川魚がおおく、海はすこし遠い場所という印象がある。もちろん黒海周辺の町の人はそうでもない。
オデッサ(ウクライナ南部、黒海に面した港湾都市)に来て思うのが、やはり開放的な雰囲気である。碁盤の目のように走る通りと5階建てぐらい建物が整然とならぶ。まさに近代的な都市設計そのものが作られた町である。
港ということもあり、外国人によく出会う。そして店ひとつとっても、対応がキエフと違い非常にやわらかいことがおおい。地域差の大きいウクライナであるが、まさに別の国のよう。外国人が頻繁に来るせいか、レストランの味もキエフなんかよりずっとおいしい。値段も安くて手ごろ。
びっくりしたのは、最近オープンしたショッピングセンターでのトイレ。自動洗浄のトイレは感動ものだった。まるで日本にいるようだった。東スラヴを旅した人が、頭を捻るのは「なぜトイレがこんなにも無残な姿なのか」。旅行しててトイレにドアがない、便器がないは当たり前。さすがに観光地ではすくなくなったがトイレに入って穴だけポン、ポン、ポンとあいているときはさすがに悩む。このあたり、アジア的な雰囲気を感じ取る人もいる。
黒海は、波も小さくまるで湖のよう。塩気も少なく、泳いだ後そのままいてもべたつかない。開放的な国なので、水着とボディーの発表会である。海岸から水着で街中にでて(バス・路面電車で)そのまま散歩も珍しくない。これに慣れると、日本の「隠す」文化とかが逆に不自然なものに見えてくる。
海への憧れは、海岸に立つ新しいマンションに象徴される。その値段なんと数億円。建築材料、立て方はお粗末なもので、建築中のをみると日本人なら買わないであろう。オデッサは風が強く、埃っぽい。建物もあまり修理が行き届いてなくお世辞にもきれいではない。しかし、メーンストリートの店の賃貸はキエフなみである。部屋は月500ドル前後といったところ。
駅の隣にバザールがあって新鮮な食材が買える。焼肉のたれの材料を探しにいった。声をかけた売り子は朝鮮族だった。笑顔が愛くるしく、ウクライナ女性とはちがったかわいさがある。残念ながら好物のキムチは売っていなかった。食材の値段も安く、キエフなどに比べると暮らしやすそうであるが、昨冬はマイナス24℃になったらしい。こんなこと数十年来のことだったからウクライナ人でさえ困っていた。
オデッサは国際港なので、ここから黒海周辺の国へ船でいける。トルコ、グルジアなど日本びいきの国も近い。またバスではルーマニア、モルドヴァへもすぐである。観光ルートの中継地点として今後重要視されていくことだろう。また空港も近い。ちなみにここからバスや列車でもヨーロッパへもいける。
画像右上:海辺の億ション。この周辺には、ウクライナでも最高級レストランがあつまる。値段も最高級!!
画像左上:海辺は新婚カップルの集まるところ。ここから黒海クルーズに出る。値段は400円ぐらい。
画像右下:夕方になっても人は泳いでいる。というかこちらの人日光浴に来ているひとがほとんど。海にはつかる程度。
画像左下:ヨットハーバー。ここには所狭しとヨットやクルーザーが泊まっている。
【短信】友人が病気になり、ちょっとキエフを離れていました。こちらの病院は、食べ物、着替え、医療道具にいたるまで患者用意して、医者にもっていかなくてはならないので困ります。(7/20)
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