■アートな旅はいかが? 2007.4.3 update

アートな旅ときいて、「あぁ、美術館&ギャラリー巡りの旅ね」と思った方、ブッブーッ残念でした。僕の住んでるネルソン地方って、確かにニュージーランド(以下NZ)のアートのメッカといわれてます。が、そこは自他ともにみとめる天の邪鬼な僕です、旅行ガイドブックにも書いてあるようなことは書きません。

へそ曲がりがご紹介するアートな旅は、こちら。要するにアート作品を足にして、絵画のような美しい風景の中を旅してはいかが、というわけです。一見すると、ゴールデンベイ(南島の北端)あたりのヒッピーが、自分でペイントした古いヴァンみたいです。でもこれ、れっきとしたレンタル・キャンパーヴァンなんです。この会社、その名をエスケイプ・レンタルズ(Escape Rentals、以下エスケイプ)といい、今世紀に入ってから産声を上げたまだまだ新しいビジネスなんですが、なんでも今NZでもっとも急成長中の注目株で、オーストラリアにも進出し始めたとか。

僕はNZでも指折りの観光地で働いているので、レンタル・キャンパーヴァンを目にする機会も非常に多いのですが、エスケイプを初めて目にしたときは、上記のようにヒッピーが自分で描いたんだと思いました。ただデザインの完成度や仕上げの美しさが突出していたので、「へぇぇ、すごいヤツがいるんだなぁ」と思ったのを覚えています。

ところが、すぐに似たような車が町にあふれ始めました。なんだなんだとよく見てみると、どの車にも「ESCAPE」の文字。ゲゲッ、レンタカーだったかとあらためてビックリ。さらに実はキャンパーヴァンだと知ってさらに驚愕。なるほどねぇ、こりゃ人気が出るだろなぁと感心してたら、やっぱり案の定、昨年の夏あたりから毎日のようにエスケイプが走るのを目にするようになりました。

このユニークなペイント、遊び心満点の上にデザイン的にもなかなか高品質で、見るだけでもすごく楽しいです。しかも一台一台まったく違うデザインなので、見かけるたびに目新しいデザインかもしれないと、つい注目してしまいます。車の前後左右全部違うデザインになってるので、停まっている車はボディの反対側もチェック。一台一台がすべて広告塔として、大活躍しているというわけです。まったくうまい商売を考えたもんです、お見事、脱帽、お見それいたしました。ちなみに僕が気に入ってるのは、「ユニティ号」と名付けられた先住民マオリの意匠をあしらったデザインです(右上画像)。

ただ僕自身は利用したことがないので、確かなことは書けません。というわけで、実際に旅をしている人にインタヴューしてみました。
*英国人ジェイムズ:「いやぁ、最高だっぺさ、ベッドの寝心地がいいずらよ」(ラム号 上左画像)
*米国人トーマス:「みんなアタシたちのことジロジロ見るのよぉ、きゃー、恥ずかしいわぁ、でも、ちょっと快感かもぉ」(ヘンドリックス号 中右画像)
*オランダ人マリア:「朝起きて 車の外に出るたびに ビックリ仰天! 目覚め爽やか」(ボブ・マーリー号 下左画像)

□「エスケイプ・レンタルズ(Escape Rentals)」
http://www.escaperentals.co.nz/
オフィシャルサイトのギャラリーには、ほかにもたくさん写真がありますよ。掲載した画像は、いずれもエスケイプ・レンタルズのご厚意により提供いただきました。Special thanks to Escape Rentals.

画像説明文
画像上右:「ユニティ号」が僕の好きなデザイン。マオリの意匠が美しい。
画像上左:NZのシンボル、ヒツジをあしらった「ラム号」。
画像下右:ロックの神様シリーズその一、「ヘンドリックス号」。
画像下左:ロックの神様シリーズその二、「ボブ・マーリー号」。
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画像説明文
画像上左:もう一つのNZのシンボル・キウィフルーツをあしらった「キウィフルーツ号」。
画像上中:「カイコウラ号」。南島の同町は、クジラで有名。
画像上右:万国旗をあしらった「グローバル号」。
画像下左:アーティスト・シリーズその一、「ゴッホ号」。
画像下右:アーティスト・シリーズその二。ミッキーマウス、チェ・ゲバラ、キャンベル・スープの缶がモチーフといえば…「ウォーホル号」。
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【短信】二月頭から一ヶ月半ほど安定した素晴らしい夏が続きましたが、ここ一 週間ほど荒れ模様で、この地方も山の上には降雪も。早い秋の訪れかなぁと、同 僚達と戦々恐々とする今日この頃です。(3/17)


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