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暑中お見舞い申しあげます。こちらは真冬なもので、どうもピンと来ておりませんが。地球は小さくなったの狭くなったのといわれて久しゅうございますが、こういうときにはやっぱりまだまだ広いなと感じます。さて、地球がうんたらと大きく始まった今回のお話、いきなり小さくせせこましいお題に様変わりいたします。
本日のコンセプトはマクロからミクロへのパラダイムシフト、などと自分でも何いってるんだかよくわかりませんが、平たく申せば家の中で日本と違うところを探して、身近なカルチャーギャップを楽しんでみようと、まぁこういう企画でございまして。寒くて外に取材に出るのもなんだし、えぇい手っ取り早いとこで片付けちまおう、なぁんて無精なことを考えたわけじゃぁござんせんよ、違いますったら、ホント。
まず電源コンセントからまいりましょう。ニュージーランド(以下NZ)のは「ハ」の字の下に縦棒の三つ穴。スイッチつきってのもちょいと変わってますね。NZの電圧は230Vとかなり高圧でして、スイッチつきが何かと安全なんです。日本でも穴にたまったホコリにスパークが引火して火事なんて事故がたまにあるそうですし、小さなお子様がフォークなんぞを突っ込むなんてのも恐ろしい話。だから使っていないときはスイッチを切っておけば安心度アップというわけですな。
ただ、スイッチを入れ忘れて「なんで電源が入らないの? 停電?」と騒ぐ日本人もいらっしゃるとかいらっしゃらないとか。いえ、けっして僕のことではありませんよ、違いますったら、ホント。
コンセントとくれば、プラグを忘れちゃいけません。左がNZの、右側が日本のプラグ(NZ用アダプタつき)です。こちらのはかさばります。コードの太さにもご注目。こちらのは高電圧仕様でコードも太く、なかなか目障りでございます、ハイ。ちなみに三本のうち、下の縦棒はアースでして、実際に電気が流れるのは「ハ」の字の二本。ですからアダプタには二本しかないのですけど、これで用が足りますし、こちらの電化製品のプラグでもアースなしの二本仕様もよくみかけます。
お次は電話線のジャック。左がNZ、右が日本のものですが、こちらのは幅広の上に極性が日本と逆です。ところがNZでもPCのモデムジャックは日本のと同じ形状ですからちょいとややこしい。NZ旅行にノートPCを持って行って、ダイヤルアップでネット接続しようと思ったら、片方がNZサイズ、もう片方が日本サイズのケーブルか、幅広変換アダプタを買わなきゃいけません。どちらもNZにお着きになってから、そこら辺の電気屋さんやPC屋さんで、数ドルで買えますし、たぶん国際空港内でも売ってるはずです。最近のモデムは極性が逆でも自動変換しますから心配ご無用。
電球のソケットも見慣れないモノがあります。バヨネット式(棒状又は筒状物を挿入孔に差し込み、捩ることにより 固定する方法を)といいますが、古い家だと日本のようなねじ込み式と混在していることもありますから、フラット(アパート)を借りて長逗留中に電球が切れたら、古い電球をもってスペアを買いにでかけることをおすすめします。
最後は台所から。こちらの食器洗いは柄つきブラシが主流。洗い方はさらに異文化度満点で、食器を洗剤で洗ったら、すすぎ洗いなしでそのままカゴに立てかけて泡切れ乾燥をまつのが普通。水節約のためですが、日本人には気持ち悪いことこのうえなし。それをいうと「日本の洗剤は身体に悪いかもしれないが、NZのは大丈夫!」などと訳の分からない反論が返ってきたりいたします。
ホームステイする人がまず最初に体験するカルチャーショックが、たいていこれです。あなたも一度体験してみてはいかがですか?え、僕ですか?ごめんこうむります、おまんまはやっぱりすすいだ食器でいただきたいもんです、ハイ。
画像右上:電源コンセント。ちなみに電灯のスイッチも、これと同じく上下に動かし、下側を押すとオンになるように統一されているようです。
画像左上:電源プラグ。プラグ部もかさばるし、コードも太い。部屋の中でごろごろして、ホントに邪魔なんです。
画像右中:電話ジャック。
画像左下:バヨネット式電球。日本に比べて蛍光灯は圧倒的に少ないようです。
画像右下:柄つき食器洗い用ブラシ。慣れると本当に便利で、日本に帰ったときにスポンジで洗うのがおっくうになります。
【短信】日が一日一日長くなってくるのを実感できる今日この頃。我が家の梅はもう花が終わってしまいました。例年にない厳しい冷え込みがゆるんだせいで、決していつもより春が早いからというわけではないのですけど。(7/16)
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