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旅行の楽しみはなんですか? 買い物をあげる方は多いですよね。市場やスーパーマーケットをのぞくのを趣味にしていらっしゃる方も少なくないとか。特に海外旅行なら異国気分がもりあがりますよね。でも一人旅だと食材を食べきれないからと、ついつい買うのは躊躇してしまったりしませんか? 外国って、一パックが日本より大きかったりしますし。でもニュージーランド(以下NZ)は、そんな一人旅派にも優しい国です。
たとえばスーパーマーケットの青果売り場。入り口すぐにあるのは日本と同じですが、値づけの仕方が違って、ほとんどの青果が「1kgあたり○ドル」という設定になってます。肉と同じです。だからたとえばバナナが欲しいけど一房は多いと思ったら、一、二本好きなだけちぎってレジへ持って行けば大丈夫。ジャガイモだってニンニクだってマッシュルームだって、一個から買えます。大きなショウガの固まりをポキッと折ってカゴに入れる人だっています。でもアヴォカドのように「一個○ドル」という商品もたまにありますので、よぉ〜くチェックしましょう。
また、たいていのスーパーマーケットには、お菓子類、ナッツ類のはかり売りコーナーがあります。備えつけのビニール袋に好きなだけ入れ、ケースに書いてある商品番号を写してレジに持って行けば、やっぱりレジではかって売ってくれます。
でもこれだけじゃ、別にたいした話じゃありませんね。ハイ、本題はここから。NZにははかり売り専門店「ビン・イン」というチェーン店があるんです。青果生肉は扱っていないのでスーパーマーケットとは呼べないのですが、米・パスタ・小麦粉・パンなどの炭水化物、スパイス・ハーブ類、油・醤油・ソース類、豆、乾燥野菜類、卵、コーヒー、お菓子などの食品は網羅、さらにペットフードから洗剤類まで扱っていますし、タンパク質も缶詰なら売っているので、ここ一軒ですませることも可能。つまり日本のコンビニに近いようなお店なんですが、大きな違いはほとんどのアイテムが重量単位の値づけで、好きな分量だけ買えるという点。前述のスーパーマーケットのはかり売りコーナーを拡大して独立店舗にしてしまったようなお店です。
ですから醤油だって小さな防水容器を自分で持ち込んでその中に移し替えてレジに持って行けば大丈夫。ただし、容量の分からない容器だといやがられるかもしれませんし、あまりに少ない量だと売ってもらえないかもしれませんけどね。でも容量さえきちんと分かる容器なら100ccからでも売ってくれるはずです。
利用方法は簡単。店内のあちこちにビニール袋が備えつけてありますので、好きなモノを好きなだけ詰め、袋には商品番号を書き込んでおくだけ。液体の場合は持参した容器でもいいですし、店内でペットボトルを買って利用することもできます。レジに持って行くと重さをはかって精算してくれます。
もちろん店内にもところどころにはかりが置いてあるので、予算が厳しい方も安心。僕の地元にはネルソン店、リッチモンド店、モトゥエカ店の三店舗がありますが、どれも日本のコンビニと同じくらいの規模の店内に、ビッシリとバルク容器が並んでいて、そりゃ壮観ですよ。他の大都市には、もっと大きな店舗もあるのかもしれません。
ちょっと面白いなと思う主力商品は、ケーキやお菓子のためのあらかじめブレンドしてある「水と混ぜて焼くだけの粉」と、ビールやワインの醸造キット類。どちらも種類が非常に豊富で、いかにも手作り好きのキウィ(NZ人)らしさがよく出てます。
無駄のでない良い方法ですよねぇ。環境問題のやかましい昨今、日本でもこのシステムは普及するといいなぁと思っているのですけど、実際にはこうした形のスーパーマーケットができても、うまくいかなくて従来の形に戻してしまう例がつい最近もあったとか。残念ですねぇ。
画像右上:ビン・イン外観。以下の画像はすべてビン・インです。
画像左上:ビン・インの店内にはこうしたバルク容器がズラリ。
画像右中:これはシリアル(コーンフレークなど)のコーナー。
画像左下:ここは醤油、酢、蜂蜜、ソース、油などのコーナー。別のところには同じような容器で液体洗剤やクリーナーも売ってます。
画像右下:米を買っている妻子。パスタもいろんな種類が揃っていて、一人前だけ買うこともできます。
【短信】今日は冬至。家族全員、風邪にやられてます。せきと鼻水がひどくて夜もよく眠れず、頭がボォ〜ッ。しかもいつもの冬より寒くて、参っております。サッカー・ワールドカップ、NZでは“例によって”まったく盛り上がっていません(^^;ラグビーだとすごいんですが・・・(6/21)
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