先日、出張のため、インドネシア国内の日系企業がたくさん入っている工業団地のある島へ訪れた。島内、思ったよりも交通の便が良く、ストレスもなく移動する事ができました。
・・・ストレスもなく移動? 交通網が整っている日本では満員電車のストレスはあっても、また、地下鉄の乗り換えの複雑さはあっても、あまりピンとこない話であると思いますが、当地ではよく話に上がるのが交通渋滞。平日の朝の勤務時間、夕方の帰宅時間、場所によっては日中もなかなか時間どおりに行動する事が容易ではありません。
以前よりも増してひどくなる交通渋滞。余裕をみて移動時間を計画しておかないと、約束の時間には間に合いません。遅刻をしたとしても、「渋滞だもんね、仕方ないよね。いいよ、いいよ」と言われる始末。仕事をしている人だけでなく、学校に通う学生たちにとっても渋滞は悩みの種となっている。
州知事は交通渋滞解消に向けた対策として、学校と官公庁の始業時間を変更する計画を立てている。現在の州内も学校の授業時間は午前7時〜午後1時、官公庁の勤務時間は午前8時〜午後4時となっています。政府はジャカルタ州内の渋滞緩和を促進するための対策としてその他、高架道路網の整備と乗用車からバスウェーをはじめとする公共交通機関の利用を挙げている。
以前、ジャカルタの交通渋滞に関してレポートをした時に、渋滞緩和のために大通りの中央分離帯にできたバスウェーの事を書きました。それから早3年、路線はジャカルタ郊外まで広がり、現在は第8〜10路線を建設中。さらに拡大して行く予定だそう。
しかし、バスウェーができたからといって、今まで自分たちの交通手段を簡単に変更する人も多くはなく、なかなか緩和にはつながりません。更に当地は自動車と二輪車の生産率が伸び、それを購入する消費者も増えている。道にはさらに車、バイクの数が増える一方です。
追い打ちをかけて、最近ジャカルタ内の道は度重なる大雨や洪水の影響で道路が破損し車両が通過できず、迂回しなければいけない地域もあり、その結果、渋滞に巻き込まれる状態。この渋滞の緩和に向けて政府の努力は続きます。
早くこのストレスから解放されることを願っています。
-文中の画像-
画像上右、上左:新しく作られたバスウェー。バスウェーを利用する人もいるが、車、バイクを利用する人も増え、結局は渋滞は変わらず。
画像下右、下左:高速を沿いにできつつあるバスウェイと駅。道路を一車線占領されるので、さらに渋滞はひどくなった。
【短信】大雨や洪水の影響で道路の破損が目立っています。道路に空いた穴などの破損が原因の事故発生が増えており、高速道路でも所々で横転したトラックを目にする事も少なくないです(■横の画像)。一般道路ほどではないですが、高速道路にもでこぼこした部分が確認されるので、スピードを出す事ができません。(3/30)
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