来月、留学時代から仲良くしていた友人が日本へ本帰国します。想い出作りに2人で旅行しようということで、行き先を話し合い、知り合いからも「インドネシアに来たら一度は見るのもいいんじゃない?週末だけで行く事ができるし。」とお勧めいただいたこともあり、「ブロモ山のご来光を拝むツアー」に決定。
土曜日の早朝に出発。ジャカルタから飛行機で1時間。先日新しくできたばかりのスラバヤの空港ではインドネシア人の友人が出迎えてくれた。スラバヤから4時間ほど長距離バスに乗り、Probolinggo(プロボリンゴ)という街へ。バスターミナルでさらに10人乗りのバンに乗り換えて山の麓の村まで移動。標高が高くなるにつれ、久しぶりの自然の涼しさを楽しむ。
涼しさから「厳寒」に変わったのは夕方から。雨が降っていた事もあり、寒さは普通ではない。長袖のTシャツでは済まされず、用意していたTシャツを着込む。ウインドブレーカーも必需品。長袖を用意していない観光客にはジャケットのレンタルもある。
宿に到着すると早速物売りがお出迎え。毛糸の帽子、マフラー等を売りにくる。必要性があるのか疑問でしたが、布を体に巻き付けた人、冬の装いをしている人が日暮れとともに増えてきた事、屋台などでは炭をくべ出したことで、この寒さはただ者ではないということで、友人とマフラーを購入することを決意。
早々に夕食を済まし、夜8時過ぎには就寝。見晴し台への出発を待つ。ご来光を拝むためには3時前には起床し、ジープで1時間ほどかかる見晴し台まで移動しなければいけない。4時を過ぎると、見晴し台はたくさんの観光客でにぎわう。外国人はもちろん、インドネシア人も涼を求めて、また、ご来光を拝みにやって来る。
前日に雨も上がり、空いっぱいに星を見ることができたのですが、夜明けの時間になってから突然雲が増え、ご来光とまではいきませんでしたが、自然が作り出した景色を満喫することができました。一般的なコースとしては見晴し台から太陽の光に照らされたブロモ山を観て、その後は実際に火口まで移動。火口の麓まではジープ、そこからは徒歩か、馬を使う。
最後は階段を登って、煙がもくもくと上がっている火口を覗き込むことができる。午後からは晴天に恵まれ、景色を堪能できました。ご来光を拝む事ができず、残念でしたが、想い出に残る週末でした。ブロモ山へのベストシーズンは8月だそうです。こちらの地域に住むテンガル族は登山客の観光案内と高原野菜の栽培で生計を立てています。
「ブロモ山」:標高は2,892m。元は4,000m級の火山であったが、マグマが噴出しその跡が陥没したもので、直径10kmのカルデラの火口原になっている。外輪山のプナンジャカン(Penanjakan)山からカルデラと中央の新火山が見渡せる。カルデラ内には、ブロモ山、バトー山、ウィドダレン山などが中央火口丘を形成している。
ブロモ山の南18kmにはジャワ島の最高峰スメル火山があり、数分から30分ほどの間隔で頻繁に噴火を繰り返している。噴煙をあげるスメル山を背後に控え、霧に覆われるブロモカルデラはインドネシアの絵葉書によく使われる東ジャワの代表的な秀景である。ブロモ山も活動を続ける活火山である。最近では1995年、2000年、2004年に火山灰を放出する噴火が発生。
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画像1段目右:最近新しくできたスラバヤの空港。以前の田舎町風の空港とは全く違う。日本の援助が入っている。
画像1段目左:山の麓の住人。夕方近くになると、このような格好をしている人が多く見られる。
画像2段目右:仮眠を取るために着いた村。あまりの寒さに驚き。炭の周りに集まる村の人々。
画像2段目左:ジープを降りた所から、火口下の階段まで20分くらい歩く。馬に乗って移動できる(有料)。
画像3段目右:馬に乗って近くまで来たら、最後、火口までは自分で階段を上ります。
画像3段目左:日の出を待つ人々。
画像4段目右:本当はご来光が拝めるはずだったのに。。曇っています。残念。
画像4段目左:火口。活火山です。2004年に噴火し、数名の犠牲者を出しました。
画像5段目右:火口付近で、観光客相手に物を売る地元の人々。 |