■庶民の味方 2005.5.16 update

お昼休み、ちょっとお腹が空いたので、事務所の裏までお買い物。ランチタイムはオフィスビル近くにある屋台はビジネスマンなどで賑わいます。もちろん、ビル内にレストランもたくさんあり、外国人や、経済的に余裕のあるインドネシア人はレストランで昼食を取ることが多いのですが。

屋台での食べ物はとにかく安く、種類も豊富です。種類、食べる量にもよりますが、だいたいRp.3,000〜10,000(約33〜110円)で食べることができます。ナシゴレン(nasi goreng焼き飯)、ミーゴレン(mie goreng=焼きそば)、ガドガド(gadogado=インドネシア風サラダ)、サテアヤム(sate ayam=鶏肉の串刺し)、サテカンビン(sate kambing=山羊肉の串刺し)、種類豊富な揚げたてのゴレンガン(gorengan=天ぷら)をはじめ、なんでもあります。

その場で調理してくれるので、ホクホクのできたてをその場で食べることができますし、お持ち帰りすることもできます。「屋台=食器を使うのには衛生面で抵抗がある」という方は、お持ち帰り(ブンクスbungkus)をお勧めします。食後のデザートを。。という方はフルーツ、焼き菓子を売っている屋台もあります。

インドネシアに限らず、東南アジアでは街中、至る所に屋台が見られます。国によっても地方によっても呼び方は様々ですが、インドネシアでは屋台の事をワルン(warung)、またはカキリマ(kaki lima)と呼んでいます。違いは、ワルンは定着型であり、カキリマは移動型になります。「カキリマ」の本来の意味は「建物の軒先から5フィートの所で営む屋台」らしいですが、「5本足」という意味もあり、売り子の足(2本)、手押し車のタイヤ(2輪)、ストッパーの部分(一カ所)の数を合わせて5本というところから、こう呼ばれています。

オフィスビル街の周辺ばかりではなく、庶民の強い味方としても利用されています。料理を売るだけでなく、日用品、食材を売っているカキリマも多く見られ、朝早くから住宅街を練り歩き、主婦が集まり、買い物しています。

近年、都市では道端にある屋台は「景観を損ねる、交通妨害になる」との理由で、国が営業場所を規制(建物一カ所にまとめて、その中で営業する等)するなどして対策を練っているらしいですが、「庶民が気軽に立ち寄れる」屋台を営む人達によって反対運動が頻繁に行われているそうです。アジアの文化、名所の一つでもある「屋台」、抵抗がなければ是非一度お試し下さい。建物の中にある定着型の屋台は清潔ですよ。

※(Warung ワルン)にちなんだ言葉
warteg(Warung Tegal):大衆食堂
wartel (Warung Telekomunikasi):公衆電話ホール
warnet (Warung Internet):インターネットカフェ

画像上:オフィスビルの裏にはワルンが並び、昼食時には多くの人で賑わいます。奥に机とイスがあり、その場で食べられるようになっています。
画像中:野菜、鶏肉、香辛料などを売り歩いています。市場へ行く時間が無いときは、かなり便利。5本足(カキリマ)、見えますか??
画像下:こちら、カキリマではなく、天秤棒で担いで移動しています。揚げ豆腐、サツマイモ揚げ、バナナ揚げなど、揚げたてホクホクの天ぷらはかなり美味。。


画像左:お持ち帰りも可能です。
画像中:食後のデザートにフルーツの盛り合わせ。
画像右:学生寮にも作りに来てくれます。


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