■ジャカルタで自然に親しむ 2005.4.4 update

東南アジアの主要都市の交通渋滞は半端じゃございません。。と以前お書きしましたが、インドネシアは今、自動車、二輪車が増え続けている状態。それに比例して問題となるのが大気汚染。排気ガスの量が普通ではなく、公共の交通を利用しようものなら、鼻の穴の中は一気に汚れ、肌も一拭きすると汚れが見られます。ハンカチを鼻や口に当てながら道でバスを待っている人を目にすることも少なくありません。「これではいかん!!」と新鮮な空気を吸って、肺の浄化を行おうと、週末にジャカルタ近くの植物園へ行って来ました。

その植物園の名前は「ボゴール植物園(Kebun Raya Bogor)」。ジャカルタから南へ約60km、高速道路を利用すると40分余り、郊外の海抜260mの地点にBogor(ボゴール)という町があります。この町はオランダ統治時代(1745年)に建設されました。ボゴールは植物や農業・林業研究の学術都市として有名であり、数ある研究所がある中、その中心となり、熱帯アジアを代表し、最も古い歴史を持つのがこのボゴール植物園です。

1817年にオランダの植物学者によって開設されました。隣接する大統領宮殿の庭園部分を除く87ヘクタールという広い敷地の中には15,000種の熱帯植物が栽培されています。世界各地から集められた観賞用植物や香料、薬用植物、そしてインドネシア各地から集められた植物が数多く集められています。

人気の高い観光コースとして有名ですが、初めは観光のために作られたものではなく、植民地行政の一環としてプランテーションに適した作物を見つけるために試験栽培をする研究場所として作られました。現在では一般に開放されており、園内を車で散策する事もできます。

園内の代表的なものとして、ヤシの木、樹齢100年を越える巨木、力強さを感じさせる竹林、池の水面に浮かんでいる巨大蓮、また、蘭園や、世界各国から集められたサボテン等があります。お休みの日には外国人だけではなく、インドネシア人にとっても、小中高生の課外授業の場所として、また、リラクゼーションのスペースとして利用され、家族連れ、カップルなどで賑わいます。暑い日差しを避けて、園内至る所に設置されているベンチで涼んでいる人の姿が多く見られます。ここ数年は結婚式会場として使われる事も多いそうです。園内には川が流れていて、吊り橋がかかっていたり、色々な景色を楽しむことができます。

ジャカルタよりも過ごしやすく、心も体もリフレッシュしたいときには最適な場所です。ジャカルタへお越しの際は、是非一度ボゴールまで足をお運び下さい。

画像上:緑豊かです。木々が強い日差しを遮ってくれるのでとても涼しいです。
画像中:常に手入れをされています。
画像下:たくさんの種類の蘭が栽培されています。


画像左:休日には家族連れで賑わいます。
画像中:園内の川に架かっている吊り橋。
画像右:植物園に隣接している宮殿。一般の人は入ることができません。


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