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Selamat Natal dan Tahun Baru!! (Merry Christmas & A Happy New Year!!). インドネシアではレバラン(イスラム教のお正月)が終わると雰囲気はガラッと変わり、街中至る所、このメッセージと共にクリスマスの装飾でいっぱいになります。
ホテルやショッピングセンターでは巨大クリスマスツリーやきらびやかな電飾が派手に飾られます。土日は多くの家族連れで賑わい、とあるショッピングセンターでは「雪を降らせるイベント」を行い、クリスマスシーズンを盛り上げています。ただ、 雪といっても、人工雪を降らせるのではなく、泡を使います。それでも雪を知らないインドネシアの人々は「雪が降っている!」と大人も子どもも大はしゃぎ。サンタクロースと記念撮影ができるというサービスや設けられたステージでの演奏、合唱などのイベントの他、クリスマスセールと称し、新しい服やプレゼントを買い求めるお客で賑わいます。
クリスマスの過ごし方は様々ですが、キリスト教徒は24日、25日の2日間、全国各地の教会でクリスマスのミサに参加し、厳かにクリスマスを祝います。家族や友人、恋人同士でそれぞれの時を過ごします。テレビ番組もクリスマスにちなんだ番組が多く、有名な歌手(やはりクリスチャンがほとんどらしい)が賛美歌をアレンジして歌ったりと、内容はかなり充実しており、楽しめます。
インドネシアは世界最大のイスラム教の国ではありますが、インドネシア国民に定められた5原則の中に「唯一神への信仰」という項目があり、神性への信仰を重視しています。たとえ宗教が違っても、お互いの宗教を理解し、尊重します。しかし、ここ数年、爆弾テロが起こったということもあり、各国の大使館からは、年明けにかけてのこの時期、人の集まるショッピングセンター、行楽地、宗教施設にはできるだけ近付かないように、という警告は出されています。
クリスマスシーズンにはキリスト教徒などを狙ったテロも懸念されていましたが、国家警察は多数の警官を動員し厳重に警護に力を入れていたおかげもあり、特に混乱はなく、平穏にクリスマスを過ごすことができました。ジャカルタ市内の教会付近では警官が常駐するテント(臨時詰め所) を設置し、物々しい雰囲気を感じました。教会入り口では門型の金属探知機を設置 し、教会に入る人々に対して、厳重に持ち物検査をしていました。
一年中夏のインドネシア、季節の移り変わりを肌で感じる事ができず、私自身あまり実感も湧かずクリスマスを過ごし、新しい年を迎えるという緊張感も全くありません。寒いのが大の苦手な私ですが、日本の冬を懐かしく思う今日この頃です。
-文中の画像-
画像上:ショッピングセンターの中のクリスマスツリー。高さが5階まであります。
画像中:とある教会。手前にあるのがインドネシアの伝統楽器のゴン。通常、ミサではベルを使いますが、インドネシアではゴンを使う教会もあるそうです。
画像下:荘厳な雰囲気の中でミサが行われます(カトリック教会の中)。
 
画像左:ジャカルタ最大のカトリック教会前には、警官の詰め所を設置。
画像中、右:教会に入る前に厳重な手荷物検査が行われます。
【短信】インドネシアの方は、連日、あの悲惨な津波のニュースが流れており、心が痛みます。日本ほど映像に厳しくないので、かなりたくさんの遺体を映しています。まだまだ被害者の数は増えるそうです。(12/29)
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