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4月5日に行われた総選挙の賑わいも一段落。しかし、日本のようにその日に開票結果が知れる訳ではなく、2週間以上たった今も開票作業に追われている状態です。インドネシア最東部にあるパプア州(旧名イリアン州、首都ジャカルタから約4,000km)の山奥では投票所を設置するのも一苦労。投票日から1週間経っても投票できない状態だったそうです。今でもテレビでは開票経過を知らせるテロップが画面下に流れています。
東南アジアの名物(?)の中に交通渋滞がよく取り上げられますが、インドネシアの交通渋滞(特に都市部)も半端ではございません。ひどい時は1cm単位でしか車が動いてくれないという感じで、とにかく車、バス、バイク等がひしめき合ってます。特に急いでいる時なんか、深いため息が出ます。
政府としてもあらゆる対策を練っていて、高架道路の建設、ジャカルタのメインストリートでの平日朝の7時〜10時、夕方4時〜7時の時間帯の3人乗り義務(この時間帯には主要道路は、運転手を含め、車一台に3人乗っていないと罰金を払わなくてはいけません。さくら役のアルバイトもあるらしい)、そして今年2月より新しく開通したバス専用道路。今日はこのバス専用道路についてお伝えします。
オフィスビル、五ツ星ホテルが立ち並ぶメインストリート(スディルマン通り、タムリン通りという名の2つの大通りがあります)の中央分離帯に突如として現れたボックス型のバス停。中央分離帯から各一車線をバス専用道路として確保。しかし、公共バスは従来どおり一般車と同じ一般道路を使用。ブロックM-コタ間(12.9km、21駅)を56台の専用バスがピストン運行します。料金は一律2,500ルピア(35円位)です(参考までに、クーラー無しの公共バス1,200〜1,500ルピア、クーラー付きのバスでだいたい3,000〜3,500ルピア、1円=約75ルピア)。
1月半ばから2週間は試運転といった形で沢山の人に乗ってもらおうという目的で無料開放されました。「タダ」で乗れるなら!!っということで、無料開放初日からバス停周辺は大混乱。特に出発駅(ブロックM駅、コタ駅)においては、とぐろを巻くっといった感じで沢山の人で賑わっていました。私もインドネシア人の友人に連れられて、無料乗車してまいりました。ほんの30分ほどバスを乗るために、待ち時間は2時間以上。。。実際に乗ってみると、日本の朝の通勤ラッシュの地下鉄に乗っている気分でした。せっかくのクーラーも人の熱気でかき消されて汗がダラダラ、身動きが取れない状態でした。
しかし、2月1日からの有料運行が開始されると、この無料期間中の人の多さは何処へ行ったのか、定員オーバー状態を脱し、欧米人や日本人の姿もチラホラ見られるようになりました。クーラーも効いていて快適、座席の座り心地も良いです。ジャカルタの街の景色を楽しむにはお勧めです。
このバスレーン運行が始まって3ヶ月経ちますが、はたして交通渋滞が緩和されたのか、数人のタクシーの運転手に聞いてみると、やはり、通勤・帰宅時間の渋滞は変わりがないようです。このバスレーンの運行時間は朝の6時から夜の9時まで。その時間帯以外は一般車両に開放かと思ったら、進入禁止になっています。なんだかもったいないですよね。
その他「国民の足」となっている交通についてはまた後日。
画像右上:現在建設中の高架道路。色々な所で見られます。開通すれば少しは渋滞も緩和されるかも。
画像左上:2月より運行開始のバスレーン。渋滞の車をスィーっと追い越すのは意外と気持ちが良い。
画像左下:ボックス型のバス停自動改札機が設置されています。
画像右下:バスの中。乗り心地は良いです。窓ガラスが大きいので景色も楽しめます。
【短信】今朝、乗合バスに乗っていたら、幼稚園児と思われる子供たちが、インドネシアの伝統衣装を身につけて歩いている姿が目に入りました。何のイベントかと周りの人に聞いてみると、今日4月21日は「カルティニの日」といって、インドネシアの民族主義運動・婦人運動の先駆者で、特にインドネシアの古い慣習に従っていた女性の経済的な自立の育成に力を注いだカルティニの誕生日を記念して、各地域の幼稚園、小学校で祝賀行事を行います。そこでは民族衣装や歌のコンテストが行われるそうです。
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