■コスタリカを自問自答 2008.1.15 update

早いもので、コスタリカで生活をはじめてもう3年が経ちました。色々な人々にお世話になり、お蔭様で有意義な時間を過ごせております。日本に帰るたび、日本の良さ、またコスタリカの良さを肌で感じることができます。

さて今回は3年前を振り返って、すなわちコスタリカに来る前にコスタリカに対して疑問に感じていたことを再度自問し。この3年の生活を経て得た回答を面白おかしく綴っていきたいと思います。

(1)コスタリカは自然大国、エコツーリズムの国だとよくネットなどで紹介されているが…?
コスタリカは人口たった400万人の小国ですが、世界の自然5%を保有しています。実際にどこにいっても緑や山が見えます。義母の実家のバルコニーから見える広大な景色を見ながら飲むコーヒーは格別です。しかし保護されているのはツーリズムの対象とされているエリアや人の手の入っていない一次林などで、活動の中心は一部の政府グループと外国人が中心となっています。実際の庶民レベルに話を落とすと、ゴミの分別も義務付けられておりませんし、環境問題という教育も授業に取り組まれていません。

(2)ラテン人は時間にルーズ?
これには時間を割いて説明する必要はありません。日本人感覚からするとルーズ過ぎます。約束をしても現れず、次回会ったときに謝られるなんていうのも珍しくありません。どうやら念頭に『どうせ相手も遅れるから』という意識があるようです。その理由は次の項目を読めば明らかです。

(3)ラテン人は嘘つきが多い?
さて、かなり“直球”な質問です。私がこの3年で導き出した結果は、『自分に極度に甘い人が多い』ということです。何か他人と約束事をしていても予定通りに事が運ばなかったとき、自分の中でそれに対しての理由があれば相手がどう解釈しようとOK、それは彼らの中では嘘にならないのです。当初の約束と違う時点で嘘といってしまえばそれまでですが。彼らにとって大切なのは今であり、過去の発言はあまり気にしないようです。これはコスタリカ人の経営するビジネスにも当てはまることで、『○週間でできます』など口頭で約束を交わされたときは要注意です。公務員の仕事は特にいい加減で、アポイントの予約に行くと、その予約自体を更に予約しなければならないなんていうこともしょっちゅうです。ちなみに自身も1週間ほどでできるはずの保険カードが、3ヶ月経ってもまだできていません(笑)

(4)コスタリカには美人が多い?
ラテン美人と聞くと堀の深い黒髪を思い浮かべる方が多いと思います。しかし実はここコスタリカは白人系が多く、ラテンと北欧のハーフなども決して珍しくありません。ファッションや流行も存在しますが、皆それぞれが思い思いの自信のある格好をしています。そのオーラがその人をより一層きれいに見せる秘訣かもしれません。とはいえ女性は美意識にかなり敏感で、多くのお金を美容にかけているようです。年相応の、という意識が少ないせいか、特に年配の方も若々しくいきいきしている姿が常に新鮮です。その点では日本ももう少しそうあれたら、と思うときがあります。

(5)ラテンはお祭り好き?
お祭り、というとブラジルのカーニバルなど派手で陽気なものを想像しますが、ここコスタリカでは殆どのお祝い行事は古くからの伝統にまつわるもので若者も積極的に行事に参加しています。しかし個人や家族のお祝いになると勝手が違います。皆ビールを片手にカラオケなどを楽しみます。殆どの家族が大家族なため、1ヶ月に1回はどこかでFiesta(スペイン語でパーティー)が開かれます。ちなみに我が家族では今月4回の誕生日パーティーが行われました(笑)。Fiestaの頻度は人それぞれですが、お祭り好きというよりは習慣化している感じです。

偉そうにコスタリカについて5項目を語ってみたわけですが、まだまだ知らないことのほうが断然多いのが現状です。これからも広くアンテナを張って情報を集め、少しでもコスタリカの魅力や現状を伝えられたらと思います。


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