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コスタリカにおいて日本といえば、TOYOTAをはじめとする自動車産業、そしてアニメだ。ポケモン、デジモン、ドラゴンボール、ハム太郎、らんま1/2、キャプテン翼、聖闘士聖矢、ドラえもん等、多くのアニメが放映されている。
アニメは子供たちの楽しみの1つだ。日本と同様に、子供たちは小学校、幼稚園で昨日放送されたアニメについて話し、次の展開を予想し合う。○○ゴッコとでも言うのであろうか?、ドラゴンボールの孫悟空などになりきり、アニメのそれらを真似る。大いに盛り上がっている様子だ。それは現在に限らず、昔からのようだ。日本のアニメは何十年前からも放送されており、今年27歳になった私の妻なども幼少の頃に日本のアニメを見て育った。
以前、アルプスの少女ハイジブームがあった。アルプスの少女ハイジは、昭和47年、カルピス子供劇場で放送されたアニメで、場所はスイス、そして女の子が主人公という当時では珍しい設定であり、当時の日本でも大きな反響を呼んだ様子だ。コスタリカにおいてアルプスの少女ハイジは20年以上前に放送されており、それが再放送されたのだ。この反響は大きかった。子供たちよりも20年前にハイジを見た人たちが再放送を喜んだ。各ニュ−ス番組や新聞ではハイジの再放送を取り上げ、それについて各有名人がコメントをしていた。有名人の中には現職大統領がいるなど、日本では少し考えられない様子であった。
再放送の時間は月曜日から金曜日の午後1時から1時間に決定したのだが、それに対して視聴者からの苦情電話が電話局に殺到した。苦情の大半は、その時間帯は仕事中でハイジを見る事が出来ないという大人からの抗議の電話であった。コスタリカは、まだまだ各家庭にビデオが普及していないので、録画を見ると言う事は難しいのである。
視聴者の意見を組んだTV局は、月曜日から金曜日の放送の他に、土曜日の午前8時から平日に放送した物を更に再放送する事を決定した。街はハイジがプリントされたTシャツを着る子供、ハイジバック、ハイジ靴など、ハイジグッズがあふれた。国中が盛り上がったと言っても過言ではないであろう。
ハイジブームが去った後には、母を訪ねて三千里が放送されるなど、日本のアニメ熱は続いている。アニメから日本を知り、日本に対して興味を持つケースも少なく無い。ある日本語クラスの講師の話によると、生徒の中に占めるアニメファンの数は多いとの事だ。何処で入手したのかは知らないが、日本の漫画本を持って私のオフィスに来る人たちもいる。彼らは自分たちを「私たちはオタクだ!」と言っていた。オタクがアニメマニアという意味で捉えられていた。
アニメを通じて国際交流とまでは言わないが、お互いの接点にはなっており、これから日本とコスタリカが近い関係になる一石になっているとは言えるであろう。今後も日本のアニメに期待したい。
画像右上:スーパーマーケットなどで売られている子供向け日記雑誌(表表紙と裏表紙)。タイトルの「nino」とは、スペイン語で「子供」という意味です。
画像左上:「キミも変身!」というコーナー。アニメ「爆転シュート ベイブレード」の主人公になりきる。
画像右下:子供たちに人気のアニメプリントが入ったシャツ。
画像左下:子供たちだけでなく、若い女性にも人気の「とっとこハム太郎」。
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