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今年もとうとうやってきたって感じの、このラマダン。9月24日から始まりました。今年はこのラマダンのために、いきなり夏時間が終わり、冬時間がやってきました。通常9月末からなのですが、ラマダンの途中で時間が変わるというのはダメだそうで、今年は早くなったようです。
人々は普段は太陽暦を使っていますが、イスラムの行事に関しては、太陰暦であるイスラム暦を使っています。ということで毎年イスラム行事は日が変わります。このラマダンも毎年11日ずつ早くなっていきます。今年のラマダンが始まった日から数日はまるで真夏のように暑かったのです。時間だけ冬となっても気候は変わるわけではありませんから。仕事場でも同僚たちは、かなりきついとぼやいてました。これから何年かは真夏にラマダンがくるわけです。
食べることは意外と我慢できるのですが、水も飲めないわけですから、これが一番つらいとみんないいます。想像してみてください。真夏に水が飲めない状況を。すごい精神力が必要なことですね。この精神力がもっとほかで生かせればこの国はもっと発すると思うのですが・・・。
昨日、昼間にファーストフードの店で食事をしたのですが、もちろん普段よりはお客は少ないです。でも若者達は結構来てました。キリスト教徒は断食をしていないので、彼らはそうなのかもしれません。しかしどうも若者の間では宗教心が薄れて、断食しない人も増えてきてるのではないでしょうか。まあ、断食するしないは本人の意思なので、しないからといって罰せられるわけではありませんが。
長くここに住んでる日本人の知人が、最近はイフタール(断食後の食事)の時間帯は、外で人を見かけることは少なかったけど、最近は結構人が多いから、断食する人も減ってきたのかしらねえと言っていました。しかしお年寄りの間では、しっかり教えは守られているようで、病気の人が断食をして、倒れたなんて話も聞きます。病気の人、妊婦、生理の人は断食をしなくていいということになっているのですが、信仰心の強い人はそれでも断食をするのでしょうね。
話は変わって、今回のラマダン中、町で見つけた面白いものを紹介してみましょう。昨日、うちのアパートの前の木のところに、ナツメヤシの房と実が捨ててありました。近所にナツメヤシの木は生えてないので、農家の人が売りに来たのでしょうか。通常、お店では生のものや干したものを実だけ取って売っているのですが・・・。このナツメヤシですが、断食の後、急に食べ物をいっぱい食べると胃によくないということで、こういったナツメヤシをまず少しつまんでから、本格的にお食事に入ります。ですから、この時期ナツメヤシが街中に出回ります。生の物は渋かったりしますが、干したものは干し柿のような味がして、おいしいです。
先日、ルクソールの仕事仲間から、完全に干したカラカラのナツメヤシの実をもらいました。これは硬くてこのままでは食べられません。どうやって食べるのかというと、水などに浸してやわらかくし、干しブドウやプルーンなどのドライフルーツと煮て食べるそうです。まだ食べてませんが、このラマダン中に試してみようと思ってます。
先日、スーパーでは、ラマダン仕様の商品も見つけました。一つは、ラマダンの時に登場するランプ「ファヌース」の形の容器に入った洗剤。すごく目を引きますが、どう見ても使いにくい。ということであまり売れてなさそうです。もう一つは、その「ファヌース」の絵のついたラマダン仕様のコーラ。通常ダイエットコーラしか買わないのですが、これは思わず買ってしまいました。不便なことも多いラマダンですが、こういった面白い発見は楽しいですね。
画像上:家の前に捨ててあったナツメヤシの房
画像中: ファヌース(ラマダンの時に飾るランプ)型の洗剤
画像下: ラマダン仕様のコーラ
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