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今では、世界各地でインターネットができる時代になってきました。エジプトでもここ2、3年で急激に進化してきました。私がエジプトに来た5年前には、インターネットを利用するには、プロバイダーと契約して、毎月の利用料を払うか、ライフタイム契約といって、100ポンド程度(当時約3,000円)をはらって生涯利用できるというものでした。
当時まだまだコンピューターを所有している人も富裕層に限られており、会社などでも取り入れてないところはたくさんありました。接続速度もとっても遅く、日本に比べると大きな差があったわけです。その後、インターネットの普及を促進するために、政府の対策として、プロバイダーとの契約をしなくてもインターネットを利用できるというシステムにかわりました。
どういったものかというと、各プロバイダーのインターネット接続用の電話番号(例えば077770777など)を利用すると、ユーザー名やパスワードなしでもインターネットに繋ぐことができます。好きなプロバイダーを勝手に選ぶことができるのです。利用料金は電話代に含まれていますので、電話会社から請求がきます。プロバイダーは電話会社から利用代金をもらうといったシステムになっています。1時間1ポンド程度(約20円)です。ですから手軽にインターネットを利用することができます。
パソコンも価格が下がり(デスクトップだと5万円以下、ノートパソコンはまだまだ高いですが・・・)だいぶ普及してきました。そしてやっとADSLが登場しました。日本では50Mとか光の100Mなどがかなり普及してきていますが、エジプトでは256K?2Mしかありません。256Kで、6月までは150ポンド(約3,000円)だったのが7月から値下げとなり、95ポンド(約1,900円)。でも速度は日本のダイアルアップ接続と変わらず、動画なんかは動きません。ダウンロードもすごく時間がかかります。2Mになると760ポンド(約15,000円)と、とっても高いのです。
先日もADSLの会社の人と話していて、日本は今100Mがあるよというと、びっくりしていました。そして「まだまだ発展途上だから、もうちょっと時間はかかるけど、きっといつかはそれぐらいの速度になるよ」って言っていました。日本では、ADSLが主流となってきていますよね。すでにダイアルアップ接続用の電話線の差し込みのついてないパソコンも登場しているようで、それを知らずに買ってきた同僚は、わざわざADSLに変えなくてはならず、苦労していました。日本の最新技術がこちらでは、便利とは限らないわけです。
しかしながら、考えてみれば、10年ほどまえには、国際電話はもとより、公衆電話ですら少なく電話をかけることが大変だったこの国。それが今では多くの人が携帯を持ち歩き、ネットカフェが田舎町にも存在していることを思えば、すごい進歩です。この国の電話線自体が良くないので、高速のインターネットにするためにはたぶん電話の線自体を変えていかないとダメなのではないかとは思うので、かなり時間がかかるでしょうが、一歩一歩着実に進歩していってくれることでしょう。
画像上:ADSLを扱っているプロバイダーの店舗
画像下:インターネット接続用電話番号がかかれている看板
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