■カイロ版イエローキャブ??? 2006.6.20 update

今年の4月から、カイロで新しいタクシーサービスが始まりました。今までのタクシーは、白と黒のツートンカラーでしたが、黄色のタクシーが登場しました。政府が新しく3社にライセンスを認可しました。「Cairo International Taxi」、「Cairo Cab」、「City Cab」の3社です。現在各社500台ほど保持しており、これから台数も増やしていくとのこと。

これまでのタクシーのイメージはというと、とにかく車体が古く汚い、よく故障する、エアコンがない、運転が荒い、運転手がつまらないことをしゃべってうるさい、流してる音楽がうるさい、料金でもめる、などいろいろと問題がありました。それを解決してくれそうなのが、この黄色いタクシー。まず新車なので快適。エアコンもきくので夏でも暑くない。運転手も訓練されていて、少し英語を話すとのこと。そしてなんといってもメーターが稼動している! 料金体系としては、最初の1kmが3.5ポンド(1ポンド=約20円)、その後1kmごとに1ポンドずつ加算されていきます(実際のメーターは0.5ポンドずつあがっていきますが)。メーターは日本のように、タクシーを呼んだ場合、来るまでにすでにメーターがたおされてきますが、このタクシーは予約して呼んでも乗ってからメーターのスイッチをいれてくれます。そしてメーター通り支払うと、ちゃんとレシートもくれます。そこには日付、時間、タクシーの運転手の番号、走行距離、金額が明記されています。

今までのタクシーと料金的にどうかというと、近距離だとかなり割高になりますが、長距離だとほとんど変わらないか安い料金となります。例えばうちの家から空港に行った場合、いつもなんとか交渉して、30ポンド払ってましたが、このタクシーを使うと29ポンドでした。わずか1ポンドですが、快適さを考えると随分お得になります。快適な上に安いのですから。しかし家からダウンタウンまで乗った場合は、通常5ポンド払ってますが、黄色のタクシーだと10ポンド近くかかります。

では、これらのタクシーの利用方法ですが、現在保有台数が少ないので流しのタクシーを捕まえるのはむずかしいです。「Cairo Cab」は大きな広場にタクシー乗り場を作ってますが、通常コールセンターに電話をして予約をすることになりますが、なんせ台数が少ないので早めに予約しないと、希望時間に利用できないこともしばしば。数時間前の予約だとダメだったことが何回かありました。

まず予約センターに電話をいれると、アナウンスが流れ、それに従って電話の番号を押していきます。まずアラビア語と英語を選ぶようアナウンスが流れます。そして、サービスを選びます。予約、案内、クレームなど。予約を選ぶとオペレーターにつながり、希望時間、行き先、名前、住所、電話番号などを告げます。一度利用するとこのお客様情報として登録されるので住所等いわなくてもいいようになっています。そして予約時間にタクシーが来ると、運転手の携帯からmissed call が来ます。日本のタクシーのシステムとよく似ています。しかしここはエジプト。このシステムがうまく稼動するまでにはいろいろと問題が・・・。

私が経験したものとして、(1)時間になってもタクシーが来なかった。一応運転手から、携帯にmissed callが入ったので、その電話にかけてみると、「ザハマ!ザハマ!(渋滞!渋滞!)」と叫んでました。10分待てと言われて、待っても来ないのでもういいと言って白黒タクシーを使いました。実際道は混んでなかったのですが・・・。(2)コールセンターの登録システムができたとき、向こうが番地を間違えて登録してしまい(何度も確認したにもかかわらず)、違うところにタクシーが行ってしまい、なかなか来なかった。次回にそのことを言ったにもかかわらず訂正されてなくて、同じことが起こり、やっと3回目にちゃんと来ました。まだまだ不便ではありますが、これからもっと便利に使えるようになることを期待しています。

画像上:新しい黄色のタクシー
画像中:タクシー乗り場の看板
画像下:距離、金額などの明細が記されたレシート


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