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この1、2年でエジプト国内の空港施設が改装され、大変きれいになりました。空港と言えば、まず最初に外国からのお客様をお迎えする場所です。ですから、その印象が悪いとやはり国そのもののイメージも悪くなってしまいます。観光業が主な産業であるエジプトにとって、そのイメージアップというのは、重要なことです。
しかし、以前の空港はというと、なんか暗〜く、怖ささえ感じるような雰囲気でした。私が初めてカイロの空港を訪れたのは20年程前ですが、当時は、それはそれはすごい場所でした。そこら辺に人は寝てるわ、猫は我が物顔で歩き回ってるわ、強烈なカルチャーショックを受けて帰ってきた記憶があります。それからいくと、この10年ぐらいで随分ましにはなっていましたが、まだまだ他国と比べ物にはならない状態でした。
しかし、政府もやっとこれではいけないことに気づいてか、数年前から空港の改装が始まりました。アスワンの空港がまず新しくなり、次に欧米人がよく訪れる紅海のリゾート地、シャルム・エル・シェイク、ハルガダの空港、カイロの空港はというと、エジプト航空が主に発着する旧空港と呼ばれている第1ターミナルが、順次改装され、昨年は到着ロビー、その後出発ロビー、そして今年5月から新しい到着ターミナルがオープンし、後はショッピングモールの建物の完成を待つのみとなっています。
エジプト航空以外の航空会社が発着する、新空港と呼ばれている第2ターミナルは今のところ改装はしていないようです(ただ、とてもおしゃれなカフェテリアはできましたが)。昨年、日本に帰国する際、第1ターミナルを利用したのですが、あまりの変わりように、思わず「ワーっ、まるで空港みたい」と言ってしまったくらいです。今年また利用しましたが、さらに綺麗になっていました。初めてこの空港を見る方たちにとっては、大した空港とは思えないと思いますが、以前の姿を知っている者にとっては大きな驚きなのです。
また、今年4月にルクソールの空港の新しい建物がオープンしました。昨年の7月にオープンする予定だったのですが、ここはエジプト! 予定より遅れるのは当たり前といったとこでしょうか。新しい建物がオープンするまでは、仮設の建物を使っていたので、一応国際空港なのにお粗末だったのですが、みやげ物屋がたくさんあり、時間潰しにはよかったのです。しかし、新しい空港にはたった1軒、ブースはあるのですが、なかなかお店が入らない。1軒ある店も値段ちょっと高め。またカフェテリアもあるけど、すごく高い! 高級ホテルよりもコーヒーが高かったりするわけです。これはテナント料が高いからだそうですが、みやげ物屋もカフェテリアも利用客は少なそう。もっと安くしても利用者がいた方が儲かるのに。ま、この辺りがエジプトらしいところなのですが・・・。
エジプトらしいといえば、カイロの空港には、遺跡があります。空港エリア入口の近くに、約3千2百年前の王、ラムセス2世の名前の入ったオベリスクがあります。昨年あたりでしょうか、いきなりここにこのオベリスクが現れました。途中で折れているものを修復してここに持ってきたようですが、なぜかくわしいことを知る人はあまりいません。エジプト航空でカイロに到着した場合、空港でまず最初の遺跡を見ることができるんです。なんて粋な演出。でも、日本からの便は夜に到着するので見えにくいのがちょっと残念・・・。
画像上:新しいカイロのターミナルのロビー。ナツメヤシの木が植えられてます。
画像中:第2ターミナルの新しいカフェテリア、イタリアのカフェ風
画像下:空港にそびえ立つ、ラムセス2世のオベリスク
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