■砂漠のオアシス 2004.6.14 update

エジプトは国土全体の95%が砂漠で、あとの5%のなかで人々が暮らしています。そのほとんどがナイル川沿いなのですが、砂漠のど真ん中に湧き水の出るオアシスがあり、そこでも人々が生活しています。先日、シーワオワシスに行ってきました。このシーワオワシスはカイロよりかなり遠いこともあり、日本人にはまだまだなじみの薄い場所です。カイロより直通のバスはなく、バスを乗り継いで10時間以上かかります。

シーワの村の交通手段はもっぱらロバ車です。村もそれほど大きくないし、急ぐ必要などない生活なのでロバ車で充分なのです。ここには、ベドウインと呼ばれる民族が住んでいます。彼らは100%イスラム教徒だそうです。女性はほとんど見かけないのですが、時々青色の全く顔が見えないベールをかぶっている女性を見かけました。結婚すると女性は家族以外には顔を見せないのです。結婚前の娘は顔をだしているので、男性は器量のいい娘をみつけ結婚を申し込むので、器量のよくない娘は売れ残ってしまうそうです(性格が悪かったらどうするのでしょう)。

実は驚いたことに、ここにも日本人の女性が結婚して住んでらっしゃいました。ぜひお会いしたいと思い訪ねていきました。突然お邪魔したにもかかわらず、親切にお家にいれていただきました。岩を掘って作った棚、インテリアなどとってもかわいい感じのお家でした。こんな何もないところで退屈じゃないのかなと思ったのですが、毎日、縫い物をしたり庭掃除をしたり、パンを作ったりと、なにかと用事があって退屈はしないそうです。とっても幸せそうでした。

シーワは観光地としては、鉱泉、塩湖、アレキサンダー大王が神託をうけたアメン神殿、すぐ近くに我々が想像するようなサラサラの砂の砂漠などがあり、普通のエジプトの観光ではお目にかかれない風景に出会えました。なんといってもまだ素朴な観光地というとこがいいですね。このまま観光地ずれせずに、今の姿でありつづけてほしいと願うばかりです。

画像上:ロバ車行きかうシーワの村の中心広場
画像中:4WD車で少し走れば、砂漠の真っ只中
画像下:ナツメヤシの茂るシーワの村


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